ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
最高の子育てベスト55
【第4回】 2017年1月12日
著者・コラム紹介バックナンバー
トレーシー・カチロー,鹿田昌美

子供の頭がよくなる「超シンプルな遊び」ベスト10

1
nextpage

「子どものIQはどうすれば伸びる?」「なぜ、ごっこ遊びがそんなに大事?」「外国語や科学、音楽への興味を育むには?」……脳科学から心理学、教育学まで最新リサーチを網羅し、いまの科学の常識で「これは絶対にいい!」と断言できる子育て法を厳選、網羅した『いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる最高の子育てベスト55』が話題だ。「最もクールで、最もわかりやすい」「これからの子育ての新基準」と絶賛されている話題のベストセラーから、驚きのノウハウを紹介する。

脳の「実行機能」をパワーアップする

 「自制心」は子どものうちに育みたい最も重要なスキルの1つです。

 気の進まないこと(宿題など)を始めたり続けたりする能力、したいこと(テレビを観るなど)をやめる能力は、成功する人生をつくるための強力な武器になります。

 このことは、非常に多くの研究により証明されています。テリー・モフィット博士が子ども1000人を32年にわたって調査した2011年の画期的な研究結果を、研究者のアデル・ダイヤモンドが次のように要約しています。

 「3~11歳の時点で自制心が弱い(粘り強さが少ない、衝動性が高い、注意力が弱い)子どもは、同じころに自制心が強い子どもに比べて、30年後の健康度が低く、経済力が悪く、犯罪率が高い傾向がみられる(IQ、男女差、社会的地位などで調整)」

 自制心は、「実行機能」(思考や行動を制御する認知システム)と呼ばれる脳内プロセスにより統括されています。

 抑制力、作業記憶、注意力、認識の柔軟性が合わさって、問題解決、理由づけ、計画、報酬の遅延(ほしいものをもらうのを先延ばしにすること)ができるようになるのです。

 自制心の強い生徒は、以下のことに優れています。

・課題に「集中」して完成させる能力
・話をよく聞き、「気をそらすものを無視する」能力
・新しい要素を「取り入れる」能力

 「実行機能」は、生後1年のあいだに発達が始まり、完全に成熟するのは20代前半。長い時間をかけて育まれます。この「実行機能」を楽しく育む方法があります。

1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
どうすれば、売れるのか?

どうすれば、売れるのか?

木暮太一 著

定価(税込):本体1,500円+税   発行年月:2017年4月

<内容紹介>
売れるものには、法則がある!ヒット商品・話題のサービス、人気コンテンツ、行列のできる店…似たように見えるのに、なぜ売れるものと売れないものがあるのか?著書累計150万部、リクルート×サイバーエージェント×富士フイルムで学んだ、センスに頼らず、繰り返し人の心を動かす究極のメソッド。

本を購入する
ダイヤモンド社の電子書籍
(POSデータ調べ、4/16~4/22)



トレーシー・カチロー(Tracy Cutchlow)

ジャーナリスト、編集者。世界的ベストセラー『ブレイン・ルール』『ブレイン・ルールズ・フォー・ベイビー』などを編集。シアトルタイムス誌、MSNマネー誌でジャーナリストとして活躍。また、子育て中の親や教師向けに講演を行っている。ワシントンポスト誌、ハフィントンポスト誌などの子育て記事は高い評価を得ており、本書は「新米パパママにとって、最もクールで最もわかりやすい1冊」(ペアレンツマガジン)、「これからの子育ての新基準」(ママトレンド)と話題に。米シアトルで夫と娘と暮らしている。


最高の子育てベスト55

「子どものIQはどうすれば伸びる?」「なぜ、ごっこ遊びがそんなに大事?」「外国語や科学、数学への興味を育むには?」……脳科学から心理学、教育学まで最新リサーチを網羅! いまの科学で「これは絶対にいい!」と断言できる、子どもの頭をよくし、潜在能力を引き出せる具体的なノウハウを1冊に凝縮。「最もクールで、最もわかりやすい!」「これからの子育ての新基準!」と絶賛された話題の全米ベストセラー、ついに日本上陸!

「最高の子育てベスト55」

⇒バックナンバー一覧