ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
就職できない若者の「トンデモ言動」

内定を取れる就活生と取れない就活生は、まず何が違うのか

櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]
【第74回】 2017年2月8日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage
就活のスタートラインはどの段階からと考えていますか?

 「能力」や「学力」の両面の優劣を除き、皆さん同じように就活をしているにもかかわらず、内定を勝ち取る就活生と、何十社も受けても就職が決まらない就活生との間に、行動の面で大きな差があるのはなぜでしょうか。

 それは、同じ就活という行動をしていても、両者の就活生では「目的」が異なるからです。その「目的」とはどういったものなのか、今回は就活のエントリーに則して考えていきたいと思います。

何十社も受けても就職が決まらない就活生は
どこに問題があるのか

 就活のスタートラインはどこと考えていますか?就活を決意した時ですか?企業に資料請求をした時ですか?それとも友達が就活モードでソワソワし出した時ですか?

 私は上記で挙げたいずれの時でもなく、書類選考や筆記試験に通過し、面接の日時が決まった時に、はじめてスタートラインに立ったと考えています。

 つまりエントリーをする数よりも、面接に進む数をいかに多くできるかが就活において重要であるということです。ネットからエントリーボタンを何回もクリックしたところで、面接に進まなければ意味がないのです。

 何十社も受けているにもかかわらず、就職が決まらない就活生の場合、エントリーをしただけで就職活動をしていると錯覚し、その先のことまで考えていない人が意外にも少なくありません。

 一方、複数の企業から内定を勝ち取る就活生は、エントリーの数をただ増やすのではなく、エントリーする前の段階から企業情報を調べて臨みます。それはその会社に入った後の姿をイメージしているからです。オープンエントリーシートを導入する企業も多い中、「ただエントリーをしてみた」「ダメ元で受けてみた」という意識では書類選考すら通りません。企業によって応募倍率は異なりますが、人気企業であれば応募者も多く倍率も高くなります。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]

1980年生まれ。大手通信会社の人事部、総合人材サービス会社の若者専門コンサルタントを経て独立。
2010年から500名を超える若者を支援し、年間のカウンセリング数は1200回を超える。 独立後は若年者、主婦の再就職、雇用支援機構や公共事業の講師・コンサルタントを中心に活動中。ホームページ:http://www.sakuraichirin.tokyo


就職できない若者の「トンデモ言動」

一部の若者が大量の内定をもらう一方で、ある一定数の若者は1社も内定をもらえない――。そんな現実が今の就職市場にあります。そんな就職難の実態を景況感のせいにしてしまいがちですが、実は内定をもらえない若者には特徴があります。それは、彼らが「トンデモない言動」をすることです。この連載では、3年間で450人ほどの就職できない若者を支援してきたキャリアコンサルタントの櫻井樹吏さんが、彼らのトンデモ言動の中身と、そんな彼らがどう就職していったのかをお伝えします。

「就職できない若者の「トンデモ言動」」

⇒バックナンバー一覧