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儲かる会社は人が1割、仕組みが9割
【第5回】 2017年3月17日
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児島保彦

普通の会議が利益を漏らしている

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何げなく行われている会社の会議。しかし、注意深く見てみると、会議は会議として十分に機能せず、その間、会社に残るはずの利益がだだ漏れになっていることも少なくない。会議には多くのコストがかかっていることを知っておこう。

当たり前に行われる会議は
思いのほか高くつく

 会社には会議がつきものです。チームや課ごとのミーティング、部門の全体会議、管理職会議、役員会議など、さまざまな会議があります。

 不況になればなるほど、会議、会議に明け暮れる会社が増えてきます。しかし、そのうち、どれだけの会議が成果を上げているでしょうか。

 まず、会議には大変なコストがかかっています。「出席した人の数×{(時間×給与)+交通費}」、さらに終わったあとの慰労会などの諸経費もかかってきます。

 しかし、それだけではありません。会議をしている間は、参加者の生産性はゼロですから、その間得られる利益を失っていることも忘れてはいけません。

 このような会議を、生産部門もやる、総務もやるとすれば、年間でどれだけの利益がもれているのか、恐ろしくて計算もできません。全国規模の会社にもなると、それは想像以上の額になり、よほど有効な会議でなければ、機会損失も含めると、膨大な利益が漏れていることになります。

 それだけコストがかかるにもかかわらず、会議の進め方、あるいは在り方について、真剣に考えている会社は少ないのです。

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児島保彦(こじま・やすひこ)

経営コンサルタント・中小企業診断士。1937年、長野県千曲市生まれ。1961年、早稲田大学商学部卒業。住友大阪セメント常務取締役、オーシー建材工業社長を歴任し、赤字会社を半年で黒字に転換。退任後65歳で経営コンサルタントとして独立し、有限会社祥を設立。 社長時代の経験から「会社は当たり前のことを当たり前にできれば、必ず利益は出る」ことを確信し、『プラス思考の社長学“当たり前”から始めてみよう!』(同友館)を出版。人材不足の中小企業に特化したコンサルティングで圧倒的な支持を受ける。 多くのクライアントの中には、大阪北新地の老舗ラウンジクラブoggi(オジ)もあり、夜の苛烈なクラブ経営のノウハウを昼間の経営の新しいヒントにしている。『ナイトクラブの経営にみる究極のサービス』(星雲社)、『本当は面白い戦略的出世術』(同友館)を出版。 71歳のとき、小妻清ホールディングスの社長に出会い、人材に頼らなくても今の社員で利益を倍増する仕組みを創り出し、実績を上げる。80歳を前にして、独立時に掲げた「サラリーマン時代の生涯年収を稼げるコンサルタント」を達成する。 三井住友銀行グループSMBCコンサルティング、日本経営合理化協会、大阪商工会議所他講師を歴任。清泉女学院短期大学兼任講師、信越放送「儲かる会社の必勝法」のコメンテーター。

ウェブサイト:https://www.sho-ltd.com/kojimayasuhiko

 


儲かる会社は人が1割、仕組みが9割

「いい人材」は幻想にすぎない。優秀な人なんて、ほとんど存在しないのだ。ならば、「人材に頼らない経営」をするしかない。発想を切り替えれば、気づかぬうちに漏れていた利益が会社に残るようになる。

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