フジテレビ『ホンマでっか!?TV』で印象評論家としてレギュラー出演している重田みゆき氏。今では、華々しく活躍しているが、一時は専業主婦だったこともあったとか。連載第2回は、彼女が変わった最初の瞬間に迫る!「クマみたい」と男性によく間違えられていた当時の写真を公開!

見た目で「ソン」していた、大学時代の私

 連載第1回では、「いい顔グセ」で抜群の笑顔になれば、人にかわいがられ、信頼されて、チャンスの多い人生になりますよ、という話を簡単にさせていただきました。

 皆さんは、きっと疑問に思われたでしょう。

 なんで、そんなに強気で断言できるのかと。

 しかも、「9割は笑顔でソンをしている!」と言い切れるのかと。

 それは、私自身が大学生のときまで「ソンな見た目」のせいで、夢を叶えられないでいた一人だったからです。

「人は見た目より中身よ!」と信じていた学生時代

 大学時代の私は、157.6センチの身長に対して、体重は65キロと「ぽっちゃり」を通り越して、「どっしり」という強そうな体型でした。

 実際、唯一ひいきめに見てくれていた父親にさえも、「みゆきは性格は優しくて女らしいが、見た目は女として中の下の下だな」と言われていたほどです。

 そんな見た目でしたから、たまにサークルの先輩たちに連れられて当時流行っていた六本木のディスコ「マハラジャ」などに行くと、「なにこのデブ、場違いねぇ」と化粧室でいじめにあうこともしばしば。

 でも、小さい頃から「見た目は中の下だから、せいぜい中身を磨いて性格美人になりなさい」と親に言われて育った私は、「ま、仕方ないか」と諦めるようになっていました。

 これが、その当時の写真です。

クマのような体型で、
男だと勘違いされていた!

 そもそも、私は、東京・荒川の下町生まれの埼玉育ち。

 両親は小さな鉄工所を経営していましたから、けっして「お嬢様」として品よく育てられたわけではありません。

 どちらかというと、「お金や学歴がなくても、人の10倍根性でがんばれば、やってできないことはない」という、女の子にはあまり似つかわしくない、ド根性の教えで育てられ、大学生のときも、アウトドア一色で根性を鍛える日々を送っていました。