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結束力 バラバラな職場を一つにまとめる
【第1回】 2011年8月1日
著者・コラム紹介バックナンバー
荻阪哲雄 [株式会社チェンジ・アーティスト代表取締役社長]

危機で芽生えた結束力を持続させるには

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職場のバラバラ感が、結果とヤル気を奪っています。なぜ、チームはあっという間にバラバラになってしまうのでしょうか? 元警視庁出身という異色の経歴を 持つ、日本で唯一の結束力UPコンサルタントが、3万時間のコンサルティングの実践の中から生み出した、どんなバラバラ組織でも結束力が生まれるメソッド 「バインディング・アプローチ」をわかりやすく解説します。 

結束力とは「助け合えるフォーメーション」

 よく、結束力があるチームとか、結束力のないチームといった言い方をします。会社で言えば、まとまっている職場と、バラバラな職場と考えることもできます。まとまっている、一つになる、協力して行動する、みんなが力を出す……。こうしたイメージを、みなさんも思い浮かべることでしょう。

 つまり、まとめようとする人(リーダー)と、まとまろうとする人(メンバー)の心(マインド)が一つになったときに、結束力は生まれます。リーダーは、チームをまとめようとします。そこに集まったメンバーも、まとまろうと感じるときが来ます。そして、リーダーとメンバーの心が一つになったときに、結束力は生まれるのです。

 たしかに危機に直面すると、こうした結束は生まれやすくなります。試練の中で生まれることもあります。乗り越えられるかどうかわからない壁を前にしたときにも、結束力が発揮されることがあります。

 そしてもちろん、あなたの職場も例外ではないはずです。チームで戦う、組織で動く場合には、結束力によって大きな差が生まれます。

 私は、特に結束力のある組織では、チーム内でお互いに助け合っていることに着目しています。メンバーがそれぞれの役割を担い、力を出し合ってチーム全体で相乗効果を発揮している状態です。

 そこで、結束力とは「助け合えるフォーメーション」である、と私は定義しています。

 助け合う、協力して目標に向かっていくことだけではなく、あえて「フォーメーション」と定義したのには理由があります。目標に向かってチームが進んでいくとき、先頭に立つ人、それを支える人、後方から支援する人など、進み方に合わせてメンバーは力を発揮します。助け合うにしても、各自がその都度、フォーメーションを意識する必要があると思うからです。「結束力がある」とは、チームのメンバーがこのようにお互いに助け合って、目標を達成しようと挑戦していくことなのです。

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    荻阪哲雄 [株式会社チェンジ・アーティスト代表取締役社長]

    株式会社チェンジ・アーティスト代表取締役社長。職場結束力コンサルタント。1963年、東京・浅草生まれ。警視庁勤務時、硬直化した体質に疑問を持ち、組織変革コンサルタントを志す。ベンチャー企業、経営研究所を経て、1994年、組織風土改革コンサルティングファーム、スコラ・コンサルトの創業期に参画。№1コンサルタントとして活躍後、パートナーに就任。2007年、組織の結束力を高める独自メソッドを確立して、チェンジ・アーティストを設立。著書に『結束力の強化書』がある。


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