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経営請負人の時代

次期社長公募で注目のリーブ21社長が明かす
人生を大きく変える「人が成長するための秘訣」とは?
――毛髪クリニックリーブ21社長・岡村勝正氏【後編】

南 壮一郎 [株式会社ビズリーチ代表取締役]
【第7回・後編】 2011年8月5日
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日本で髪に悩みを持っている人口はなんと4200万人。それだけの人が、毎日悩み、苦しんでいる。発毛には、毛生え薬や治療だけではなく、健やかな生活が不可欠という。つまり、健康な髪が生える社会は健やかな人々が生きる社会なのだ。リーブ21の代表取締役社長の岡村勝正氏は「人に喜んでもらうことが何よりもの喜び」という。前回に続き、次期社長公募で注目の岡村氏に年商約150億円まで成長させた経営哲学、人が成長するための秘訣を聞く。

次期社長へはリーブ21に
“床屋に行くような気軽さ”を期待

おかむら・かつまさ
1945年1月13日生まれ。1972年大阪府八尾市にて、クリーニング店「サンドライ」を開店。1993年「毛髪クリニックリーブ21」を設立、同社代表取締役社長を務め、リーブ21を年商約150億円の企業に育て上げ、現在に至る。

南 今回社長公募をされることになりましたが、今後、株式上場は視野に入れていらっしゃいますか?

岡村 企業はやはり人材が必要です。より多くの人に企業としての価値を認知していただき、弊社に興味をもっていただきたい。そのために株式公開、そして上場は一つの選択肢です。リーブ21は私がいなくなったら終わりではなく、100年後も続く企業にしていきたいので。ただ、上場すべきなのかどうかは、新しいマネジメントチームが決めるべき課題でもあると思っています。公開しないという選択肢をとる場合は、どう拡大していくのかについて、考えていく必要があると思います。

南 100年後、素敵な目標ですね。たとえばロンドンの街を歩いていて、角にリーブ21があったら、もし私が社長だったら涙が止まらないでしょうね。事業が拡大し、100年後も残る企業になるというのは、産みの苦しみを味わった経営者にとっては喜びもひとしおですね。今後事業の拡大を推進していく上で、次期社長に期待する具体的な目標はあるのでしょうか?

岡村 今弊社の営業所は100弱ですが、少なくとも国内に500くらいは必要だと思っています。お客さまの立場からすれば、営業所が近くになく通うのに時間がかかるという方もいらっしゃいます。気軽に来てもらえる体制構築は必須の課題ですね。たいていの方が週に1、2回は足を運んでいただいておりますから。

 そして、潜在的な顧客は膨大な数です。日本人の3人に1人(4200万人)が髪の悩みをもっていると言われていますが、そのうち弊社の会員は約13万7000人です。これからは、潜在的なニーズを持つ方、つまり深刻になる前の方にもお気軽に利用していただきたいと考えています。

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南 壮一郎 [株式会社ビズリーチ代表取締役]

1999年、米・タフツ大学数量経済学部・国際関係学部の両学部を卒業後、モルガン・スタンレー証券に入社し、M&Aアドバイザリー業務に従事。その後、香港・PCCWグループの日本支社の立ち上げに参画。幼少期より興味があったスポーツビジネスに携わるべく、2004年、楽天イーグルスの創業メンバーとなる。チーム運営や各事業の立ち上げサポート後、GM補佐、ファン・エンターテイメント部長などを歴任し、初年度から黒字化成功に貢献。 2007年、株式会社ビズリーチを設立し、代表取締役に就任。日本初の個人課金型・転職サイト「ビズリーチ」を運営。2010年、プレミアム・アウトレットをイメージしたECサイト「LUXA(ルクサ)」を開始。2012年、ビズリーチのアジア版「RegionUP(リージョンアップ)」をオープン、2013年2月、IT・Webエンジニアのためのコラボレーションツール「codebreak;(コードブレイク)」をオープン。著書に『ともに戦える「仲間」のつくり方』『絶対ブレない「軸」のつくり方』(ともにダイヤモンド社)がある。

 


経営請負人の時代

「経営のプロ」として、社外から登用される社長や役員。彼らの経営哲学、プロフェッショナルなビジネスパーソンになるための秘訣、自身の市場価値を高めるキャリアの磨きかた、若きビジネスパーソンへのメッセージなどを語ってもらうインタビューシリーズです。聞き手は、平均年収1000万円以上レベルの人材と企業をマッチングする会員制転職サイト「ビズリーチ」代表の南壮一郎。

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