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新品を苦労して手に入れても手中に収めた瞬間、「中古品」に成り下がってガッカリする…そんな経験はありませんか?例えば、ピカピカの新築を建てても入居すれば中古物件に、ピカピカの新車を購入しても運転したら中古車に。このように新品と中古品では大違いなのですが、夫婦が離婚する場面では特に顕著です。「経年劣化」した家や車などの財産、そして妻の見た目、性格、気性等が原因でトラブルは複雑化します。今回は住宅ローンがたんまり残っているマイホームを抱えた状態で、離婚を決断せざるを得なくなった下原克也さん(36歳)のケースを取り上げましょう。(露木行政書士事務所代表 露木幸彦、文中は全て仮名)

妻の実家近くに新居購入
義母が入り浸るように

「ホント馬鹿馬鹿しくてやっていられませんよ!売っても赤字、僕が住んでも赤字ってどういうことですか?僕抜きであいつら(妻子)が楽しそうに一家団欒している姿を思い浮かべると…はらわたが煮えくり返ります!」と嘆く克也さん。克也さん夫婦は3年前、2階建の住宅を購入しました。克也さんは独身時代に貯めた300万円、そして両親からの援助金200万円を頭金にして、残りの3800万円は住宅ローンを組むという資金計画でした。

<登場人物>
下原克也(36歳)→会社員(年収650万円)
下原 薫(34歳)→契約社員(年収300万円)
下原 漣(7歳)
下原花梨(2歳)
小久保美千代(61歳)→薫の実母