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経営請負人の時代

話題のビジネス書には書かれていない
ビジネスパーソンの本当の幸せの所在とは!?
――元マイクロソフト日本法人代表・成毛眞氏【後編】

南 壮一郎 [株式会社ビズリーチ代表取締役]
【第8回・後編】 2011年10月4日
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ビジネスパーソンは今どうやって幸せになるべきなのか?元マイクロソフト日本法人代表の成毛眞氏は、年間数百冊の本を読むほどの読書家だが、「成功者の自慢話しか書いていないビジネス書なんて家の本棚を狭くする以外、何の役にも立たない」と断言する。果たしてその真意とは?そして人脈、能力、成功を本当に手にするために、ビジネスパーソンが身につけるべきものとは何なのだろう?前回に引き続き、痛快な成毛節をご堪能あれ!

起業時に選ぶべきは、
水曜日の朝6時にミーティングに来られる人

なるけ・まこと
株式会社アスキーを経て、マイクロソフト株式会社(現:日本マイクロソフト株式会社)設立と同時に参画。2000年、投資コンサルティング会社株式会社インスパイアを創業し代表取締役社長に就任。2008年より同社取締役ファウンダーに就任。現在、スルガ銀行株式会社、株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスの社外取締役や、様々なベンチャー企業の取締役・顧問などを兼職。早稲田大学客員教授も務める。

南 マイクロソフト日本法人の代表取締役社長を経て、45歳でコンサルティング会社であるインスパイアを起業されました。そして今進めていらっしゃる「書評サイトhonz.jp」も盛り上がりを見せていますね。起業するには、何から始めればいいのでしょうか?

成毛 honz.jpはノンフィクションのお勧めを紹介するサイトです。メンバーは現役の商社マンや広告代理店、営業マン、ダンサーやエンジニアなど、文章のうまい人が揃っています。どうやって集めたかというと、月に1回、水曜日の朝6時(今はオフィスの都合上7時)にミーティングを開いているのです。これは当初からずっと続けています。月曜日から金曜日まで会社で働いて、さらに水曜日の朝6時に来られる人は、やる気が違います。本気です。そういう人を集めるのが大切ですね。

南 分かります。私もまさにそうやってビズリーチを立ち上げました。週末に草野球をやるようにベンチャーを経験してみるという意味で“草ベンチャー”と名づけたのですが、土曜日の朝10時から毎週会議をやりました。そうしたら、やる気がない人はどんどんいなくなって残ったのが9人。彼らは最終的には前職を辞めて今も一緒に会社をつくってくれています。

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南 壮一郎 [株式会社ビズリーチ代表取締役]

1999年、米・タフツ大学数量経済学部・国際関係学部の両学部を卒業後、モルガン・スタンレー証券に入社し、M&Aアドバイザリー業務に従事。その後、香港・PCCWグループの日本支社の立ち上げに参画。幼少期より興味があったスポーツビジネスに携わるべく、2004年、楽天イーグルスの創業メンバーとなる。チーム運営や各事業の立ち上げサポート後、GM補佐、ファン・エンターテイメント部長などを歴任し、初年度から黒字化成功に貢献。 2007年、株式会社ビズリーチを設立し、代表取締役に就任。日本初の個人課金型・転職サイト「ビズリーチ」を運営。2010年、プレミアム・アウトレットをイメージしたECサイト「LUXA(ルクサ)」を開始。2012年、ビズリーチのアジア版「RegionUP(リージョンアップ)」をオープン、2013年2月、IT・Webエンジニアのためのコラボレーションツール「codebreak;(コードブレイク)」をオープン。著書に『ともに戦える「仲間」のつくり方』『絶対ブレない「軸」のつくり方』(ともにダイヤモンド社)がある。

 


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「経営のプロ」として、社外から登用される社長や役員。彼らの経営哲学、プロフェッショナルなビジネスパーソンになるための秘訣、自身の市場価値を高めるキャリアの磨きかた、若きビジネスパーソンへのメッセージなどを語ってもらうインタビューシリーズです。聞き手は、平均年収1000万円以上レベルの人材と企業をマッチングする会員制転職サイト「ビズリーチ」代表の南壮一郎。

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