中国人留学生の
帰国者が増え始めた

 最近、ネットで読んだ中国人留学生に関する、あるニュースに驚きを覚えた。

 その記事によると、年度単位で見て、海外へ留学する中国人学生より、中国に帰国した中国人学生の方が多くなったという“逆転現象”が起きたというのだ。

 この記事は、次の事実を指摘している。

 2004年から2016年にかけて、海外に留学した中国人留学生が帰国するケースが継続的に増加しているという。そのうち、2004年から2010年までは、帰国者数が前年度比10%増程度という小幅な増え方だったが、2008年以降になると、まるで階段を上るかのような急速な増加ぶりを見せているというのだ。

 例えば、2012年の帰国者率は68.3%だったが、2013年には一気に85.4%と、20%近くの急増となり、中国人留学生の帰国率の記録を更新。それ以降の3年間も、それほどまではいかないものの、かなり高いパーセンテージを保っているという。