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莫邦富の中国ビジネスおどろき新発見

地方都市の勃興、ものづくりの精度向上、環境や社会貢献への関心の高まり…中国は今大きく変わりつつある。先入観を引きずったままだと、日本企業はどんどん中国市場から脱落しかねない。色眼鏡を外し、中国ビジネスの変化に改めて目を凝らす必要がある。道案内人は日中を行き来する中国人作家・ジャーナリストの莫邦富氏。日本ではあまり報道されない「今は小さくとも大きな潮流となりうる」新発見を毎週お届けしよう。

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「莫邦富の中国ビジネスおどろき新発見」の全記事一覧
  • 第293回 安倍首相がトランプ氏に贈ったドライバーは「中国企業ゆかりの品」 

    [2016年11月24日]
    スポーツ報知によると「安倍首相、トランプ氏との初会談で黄金50万円ドライバーをプレゼント」したという。安倍首相の「対トランプ外交」第1打は、まずはフェアウェーキープの順調な滑り出しとなったようだ。だが、プレゼントしたドライバーのメーカーである本間ゴルフはいま、香港市場に上場する中国系企業である。

  • 第292回 中国企業の猛烈な海外進出には謙虚さが足りない 

    [2016年11月10日]
    中国はいまや、対外直接投資額の最高記録を更新し続け、純資本輸出国としての存在感をさらに高めている。また、中国の製造業の海外での大型企業買収も相次いでいるが、資金力にものを言わせ、賄賂などの方法で目的達成の近道を探そうとする中国の企業経営者が多い。企業市民としての遵法意識をきちんと持つ企業だけが、海外市場に根を下ろすことができる。

  • 第291回 中国でも指摘され始めた日本のサービスの質低下 

    [2016年10月27日]
    観光客などの外国人訪問客が日本を訪れて、一番感激したのはやはり日本の至れり尽くせりのサービスぶりだ。それは日本の宝物と言っても過言ではない。しかし、その質が低下している印象を著者は持っている。過剰サービスは要らないが、観光現場のサービスの後退を断固として阻止すべきだ。

  • 第290回 中国人向け観光商品開発は欧米の「革命ツアー」に学べ 

    [2016年10月14日]
    中国革命ゆかりの地への「レッドツーリズム(紅色旅遊)」が中国人観光客に人気で、欧米の多くの国は中国人を呼びこむためのルート開拓を精力的に進めている。その意味では、多くの分野で歴史的に中国と繋がっている日本の地方自治体こそ、独自の観光ルート開発とそのアピールに、より工夫すべきだろう。

  • 第289回 中国の軽食店で無許可営業騒ぎ、日本から学ぶべき柔軟性 

    [2016年09月30日]
    当コラムでも紹介したことがある上海のB級グルメ葱油餅の名店「阿大葱油餅」が、無許可営業で上海市黄浦区市場監督管理局からこれ以上の営業を禁止された。この事実が広まると、ネット世界をはじめ、大きな議論が巻き起こった。

  • 第288回 日本の「工匠精神」に学べ!中国企業に高まる気運 

    [2016年09月15日]
    中国は、人口ボーナス期が去り、これまで走ってきた経済発展路線に陰りが生じ、安かろう悪かろうのやり方では、企業と経済をこれ以上発展させることが困難になってきた。その中で、日本企業がもつイノベーションを学び、その技術を導入し、日本での投資や日本企業との提携ないしM&Aの希望がいたるところから出ている。

  • 第287回 中国が着々と打つ陸と海のシルクロード経済圏の布石 

    [2016年09月01日]
    今世紀に入ってから、中国企業は海外進出を「走出去戦略」と名づけ、規模を急速に拡大し始めた。最近、中国とイランがペルシャ湾南部の「ケシュム・オイルターミナル」を共同で建設することで新たな契約を結むなど、中国は海上シルクロードの構築に合わせてエネルギーの安全保障のための基地を作り始めた。

  • 第286回 中国でゴーストタウン続出、無謀な開発が止まらない実態 

    [2016年08月18日]
    中国国内で、経済発展の原理を無視した無謀な開発が進んでいる。たとえば蘭州新区の今年3月末の統計によれば、新区ですでに完成している住宅面積は約730万平方メートルで、在庫化している分譲住宅は600万平方メートルだという。

  • 第285回 中国が確保したパキスタン港湾運営権の戦略的重要性 

    [2016年08月04日]
    中国が海外の港湾に基地を作る作戦に力を入れている。そのなかの重要なプロジェクトはパキスタンのグワダル港の建設と運営権の確保だ。2013年にグワダル港の運営権はシンガポールから中国企業が引き継いだが、そのことによる影響は世界的なものとなる。

  • 第284回 中国社会の「職人技」軽視に一石を投じるB級グルメの匠 

    [2016年07月21日]
    経済発展のスピードと収益を求めるこの数十年間、中国社会はコツコツと働く職人の技と存在を見下し、表層的な豪華さや賑やかさに走ったが、この1、2年でその反動と反省が現れている。上海のある葱油餅の職人が注目を集めているのがその象徴と言える。

  • 第282回 中国の若き農業者たちが日本視察で見せた熱意 

    [2016年07月08日]
    ここ数年、中国各地で農業に対する関心が高まっている。その象徴的人物、陳統奎という36歳の青年が私の提案を受け、中国の若い農業経営者二十数名を率いて農業視察のために日本にやってきた。

  • 第281回 香港経済の地盤沈下、巨大海上橋建設で浮き彫りに 

    [2016年06月24日]
    現在、中国で建設が進められている超大型プロジェクトがある。香港・珠海・マカオを結ぶ大型海上自動車道である港珠澳大橋だ。橋・人工島・トンネルが一体となったこの海上橋は、全長55kmと世界最長を誇る。

  • 第280回 中国都市部の地価高騰であの大企業が脱出を画策? 

    [2016年06月09日]
    中国の不動産が不合理に高価格な現状は、中国の実体経済の発展を脅かしている。そう認識し、批判的に見ている人は多い。あまりの地価高騰から、主要都市に事業拠点を構えることが企業経営を圧迫する要因になりかねない事態にもなっている。

  • 第279回 中国人1000万人が注目した高知よさこいチームの奇跡 

    [2016年05月26日]
    高知にある「ほにや」という日本でも知る人ぞ知る和雑貨のブランドがが、中国に初上陸し、わずか4日間で知名度が0から少なくとも1000万人に認知されるまでになった。4日間でどのようなマジックを巻き起こしたのか?

  • 第278回 時給30万円!中国で話題の「高給フリー教師」の実態 

    [2016年05月12日]
    中国での教育がらみの話題に、またひとつ新しい話題が増えた。「独立系教師」と呼ばれる現在の教育体制とは所属関係を持たない教師たちの登場だ。わかりやすく言えば、フリーランスの教師である。

  • 第277回 中国でイベント集客低迷、海外旅行で消費者の目が肥える 

    [2016年04月28日]
    中国では、大型イベントがもてはやされている。大型イベントで消費に刺激を与え、町を興すという認識は地方政府の役人にも、企業の経営者にも深く刷り込まれている。しかしここに来て、来場者数が予想していたそれを大きく下回るという厳しい現実に直面せざるを得なくなっている。

  • 第276回 雑貨の街「義烏」で見た中国企業の革新と旧態依然 

    [2016年04月14日]
    浙江省の「雑貨の町」という呼び名で知られる義烏(イーウー)は、世界的な日用雑貨の集散地だ。筆者は14年ぶりに義烏を再訪し、変わったところと変わらないところを比較・発見してきた。

  • 第275回 政府の気まぐれ政策に翻弄される?
    中国で巻き起こる土地の財産権問題 

    [2016年03月31日]
    上海の高級住宅地・古北新区が塀の撤去問題で揺れている。政府の撤去計画に対して、住民は猛反発。長年に渡って公私のラインをあいまいに私有財産保護に尽力しなかった従来の政府の考え方といえるだろう。

  • 第274回 日本の旅館にはWiFi環境のさらなる進化が必要だ 

    [2016年03月17日]
    今回の旅行は石川県の能登半島から始まったが、石川県ではWiFi整備の遅れに泣きに泣いた。人気の大型温泉旅館なのに、客室はもちろん、ロビーでもWiFiが使えないのだ。

  • 第273回 中国貨物列車のイラン到達は一帯一路の大きな一歩 

    [2016年03月03日]
    中国の一帯一路戦略の一つである中亜高速鉄道に絡む話として、目を惹く新情報があった。中国企業が工事に参加するイラン鉄道電気化改造プロジェクトの着工にあたり、中国を出発した貨物列車が初めてイランに到着した。

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