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最新版「ワークス採用見通し調査」
どうなる!? 2013年新卒採用見通し

徳永英子 [リクルート ワークス研究所 研究員]
【第25回】 2012年1月12日
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 景気動向は依然として不透明なまま2012年を迎えた。

 2011年12月15日に発表された日銀短観の業況判断を見ると、製造業の大企業、中堅企業、中小企業すべてにおいて、足元や先行きの「良い−悪い」がマイナスとなった。一方、非製造業では、中堅企業および中小企業はマイナスであるが、大企業はプラスとなっている。

 このような景況感のなか、就職活動をする2013年卒業予定者の採用見通しは、どのようになるか。2011年12月20日ワークス研究所が発表した「ワークス採用見通し調査」を中心に、新卒採用の見通しを見ていこう。

2013年卒者の採用数は増える!?

 2013年卒者の採用見通しは(図表1)、2012年卒業者の採用より「増える」(10.4%)が「減る」(6.4%)を上回った。この傾向は2年連続となり、調査を開始した5年前から見ると(図表2)、2010年卒より上向いてきていることがわかる。

 しかし、2012年卒業者の採用と「変わらない」は半数で、また、4社に1社が「わからない」とあり、今後の景気動向によっては、大きく左右される可能性もある。

 【図表1】2013年卒業者の新卒採用見通し(大学・大学院生)

 【図表2】「増える−減る」のポイント経年比較(大学・大学院生)

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徳永英子 [リクルート ワークス研究所 研究員]

(とくなが ひでこ)人材採用関連事業の商品プロデュース部署にて、中途採用・新卒採用における、企業・学生の採用・就職活動動向に関する調査・マーケティングを担当。2001 年 4 月より現職。
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超就職氷河期、非正規社員の比率の高まり、社内教育制度の限界など日本の労働市場は、大きな転換期にある。労働市場の研究所として名高いリクルート社のワークス研究所の研究員が、就職、転職、キャリアパス、制度問題など、労働市場を360度の視点から縦横に分析する。

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