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「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?

復縁や浮気が急増する一方、嫉妬心を燃やす人も
SNSが生んだ“有縁社会”がもたらす恋愛の泣き笑い

宮崎智之 [フリーライター]
【第23回】 2012年1月30日
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 地域コミュニティが崩壊し、無縁社会が問題になっている昨今。一方で、インターネットの世界ではSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を中心に人と人とが繋がり、何年も会っていない友達の近況まで把握できる。

 SNSが生んだそんな「有縁社会」は、急速に社会を変えつつある。ネット上の繋がりだけでなく、SNSを通じて助け合い、時にはビジネスの関係に発展する出会いに恵まれることもある。当然、恋愛や結婚に関しても影響を及ぼしている。

 一昔前までは出会い系のイメージが強かったネットだが、最近ではフェイスブックなど実名制のSNSが普及して、様相が変化している。

 結果から言うと、SNSを仲介としたコミュニケーションが、浮気、嫉妬、復縁などのきっかけになるケースが少なからず生じているのだ。携帯電話の登場が恋愛の形を一変させたのと同じくらい、SNSの普及によって、今後さらに人々の恋愛模様は変化していくだろう。

 今回は、SNSが恋愛や結婚をどのように変えつつあるのか、その最新事情を調べてみた。

SNSが恋愛のリスク軽減に一役?
「クラウド不倫」が流行する理由

 まずは、浮気について見ていきたい。連載第4回で紹介した「探偵Bar Answer」によると、最近ではSNSのダイレクトメールが浮気の連絡ツールとして使われることが多いらしい。

 ある浮気経験者の男性はこう明かす。

 「使いやすいのは、フェイスブックとGmailですね。Gmailは、メールよりさくさく打てるチャットを使うことが多いです。普段から良く使うサービスということもあって、彼女といる時にPCで開いていても不自然じゃないですし、なにより相手がログインしているかどうかがわかる仕様になっているので、重宝していました。ただ、消音にしておかないと受信時に通知音が鳴ってしまうので、そこらへんは注意ですね」

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宮崎智之 [フリーライター]

フリーライター。1982年3月生まれ。地域紙記者を経て、編集プロダクション「プレスラボ」に勤務後、独立。男女問題や社会問題、インターネット、カルチャーなどについて執筆。
ツイッターは@miyazakid
 

 


「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?

日本は「結婚受難」の時代に突入した。街やオフィスには、「出会いがない」と焦る独身者や「結婚に疲れ果てた」と嘆く既婚者が溢れている。一昔前の日本人なら誰しも得られた「結婚」という当たり前の幸せを、得ることができない。夢や希望を失った「ロス婚」(ロスコン)な人々が増殖する背景には、いったい何があるのか? 婚活や結婚生活に悩みを抱える人々の姿を通じて、「日本人の結婚」をいま一度問い直してみよう。

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