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発想トレーニングの辞典、『アイデア・バイブル』
【第4回】 2012年3月1日
著者・コラム紹介バックナンバー
マイケル・マハルコ,加藤昌治,齊藤 勇

優れた経営者が直感を使う5つの理由
直感の開発と、直感を理性に結びつける方法

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直感は「持って生まれた天才のヒラメキ」と思っていないだろうか? 実はトレーニングによって開発できるし、理性や論理と結びつけることで問題解決ができる。優れた経営者は皆こうした直感力の持ち主だ。

経営者が直感を使う5つの方法

 成功する経営者の頭脳には直感力がぎっしりつまっている。彼らに企業の財務報告書を渡してみれば、その企業の長所、短所、将来性を実に的確に査定してくれるだろうし、人事に関する課題を相談したなら、その問題を把握し、解決策あるいはとるべき方針を直感的に示してくれるだろう。同じ問いを直感力のない経営者に投げかけても、経営学のテキストから寄せ集めたような、くだらない答えが返ってくるだけだろう。

 ハーバードビジネススクールの教授、ダニエル・イーセンバーグは、大企業の経営層16人について研究調査を行った。数日間彼らの仕事を観察、インタビューを行い、成功の秘訣を探るために用意した課題に実際に取り組んでもらった。イーセンバーグは、成功した経営者たちが直感を用いる理由を次の5つに分類している。

1.問題の発生を感じ取るため。
2.身につけた行動パターンを素早く実行するため。
3.別々のデータや経験をまとめて、全体を見通す“絵”を作りあげるため。
4.合理的な分析の結果を検討するため。感情と知性が“一致”するまで探求し続ける。
5.綿密な分析を飛ばして、ただちに解決策を見つけ出すため。

 

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マイケル・マハルコ(Michael Michalko)
世界的に有名な創造性開発の専門家。ドイツの研究所で独創的思考法を収集・研究。米軍在籍時にはNATOの情報専門家チームを率いて数多くの解決策をもたらした。退役後はCIAと契約、創造的思考法の教育に携わるほか、個人から大企業までを対象にワークショップやセミナーを提供している。
 

加藤昌治(かとう・まさはる)
大手広告会社勤務。情報環境の改善を通じてクライアントのブランド価値を高めることをミッションとし、マーケティングとマネジメントの両面から課題解決を実現する情報戦略・企画の立案、実施を担当。著書に『考具』(阪急コミュニケーションズ、2003年)、『アイデア会議』(大和書房、2006年)、『アイデアパーソン入門』(講談社、2009年)がある。
 

齊藤勇(さいとう・いさむ)
立正大学心理学部対人社会心理学科教授。文学博士。専門は対人心理学。テレビなどマスコミで活躍、心理ゲームを広める。著書『心理分析ができる本』(三笠書房)、『恋愛心理学』『外見心理学』(以上、ナツメ社)など多数。
 


発想トレーニングの辞典、『アイデア・バイブル』

創造性は誰もが生来持っているもの。難しく考えることはない。NATOやCIAで創造性開発を担い、企業でもセミナーなどで発想トレーニングを提供するマイケル・マハルコ氏。ベストセラー『考具』著者・加藤昌治氏が若かりし頃「辞書のように引きまくり、メモを書き込んだ」というマハルコの著書『アイデアのおもちゃ箱』が増補改訂、『アイデア・バイブル』として発刊されたのを機に、発想トレーニングのエッセンスを紹介する。

「発想トレーニングの辞典、『アイデア・バイブル』」

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