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仕事が楽しくなる!25のルール

正社員だと思ったら、アルバイト採用!?
雑用の毎日で見つけた私のゴール

大林伸安 [株式会社ノビテク 代表取締役]
【第5回】 2012年4月20日
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今、目の前の仕事が、
一体どこへ向かっているのか?

 さて、「もっともっと感謝される仕事がしたい!」と張り切ってコンサルタントになった私でしたが、第1回で述べたように「年賀状づくり」から始まって、ほとんど毎日が雑務ばかり。“仕事が面白く”など、まったくなりませんでした。

 本当の意味で仕事が楽しめるようになったのは、ようやく30代になってからだと思います。

 どうして私自身の仕事が面白くなかったかといえば、仕事のゴールが見えていなかったからです。

 「人から感謝されたい」という、究極的な自分の目的がハッキリしているのはいい。しかし私には、たとえば「年賀状づくり」を任されたなら、それをどのような形で仕上げれば「感謝される」のか、まったく想像できなかったのです。頭にあったのは、「つまらない仕事を押しつけられている」という不満ばかりでした。

 そんな考えしかない私だから、年賀状づくりだって、まったく適当です。本当はどんな仕事でも“どうでもいい”雑務なんてないわけで、一つひとつの仕事には求められているゴールがあるのです。それがわかるまでは、上司が「君に大きな仕事を任せてみよう」という気になど、なるわけがなかったのでしょう。今だからこそ、わかることですが……。

 私の思い描いている“コンサルタントになって、みんなに感謝されたい”というイメージは、はるか遠くのほうにあるだけ。一方で、今目の前にある仕事には、何の価値も見出していない。

 それでは、まるでゴール地点とまったく外れた道を、どう行ったらたどり着くかもわからずに、あてどなく走り回っているようなものです。30キロ走ったって、40キロ走ったって、何も面白くなどなるわけがありません。

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大林伸安 [株式会社ノビテク 代表取締役]

日本一の規模である研修プロジェクトを講師側総責任者としてプロデュースし、完遂させる。講師としても大手企業を中心に、経営幹部から新入社員まで、何万人もの研修や講演実績がある。人材の「やる気」だけではなく、「やれる気」を育てることで人材の成長を促し、組織の活性化を促進させる“やれる気請負人”。「仕事を楽しむ人材づくりと仕事を楽しくする会社づくり」をミッションステートメントとして、人材教育事業を展開する。
株式会社ノビテク

仕事が楽しくなる!25のルール

仕事をもっと楽しくしたい――。最近は、どこの会社に行っても、若手社員からこの言葉を聞かされます。「楽しい仕事」を探すのではなく、「どうすれば今現在を楽しくできるか」から考えてみてはいかがでしょうか?私の会社では「やる気」ではなく、「やれる気」を促進することを目標にしています。本連載でお伝えしたいのは、そのためのちょっとした考え方やコツです。必ず本連載が役に立つことをお約束いたします!

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