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仕事が楽しくなる!25のルール

挨拶ひとつで周りは味方になる!
伝票もかけなかった社員が信頼を集める理由

大林伸安 [株式会社ノビテク 代表取締役]
【第9回】 2012年5月18日
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誰かに感謝されることが
喜びになる

 仕事本来の目的を考えるために重要なことは、一度「自分のためにやっている」という意識を捨て、「誰かのためにこの仕事をやっているんだ」ということを考えてみることです。そのためには、あなたのした仕事によって喜ぶ第三者の顔を思い浮かべてみるといいと思います。

 私の知っているある女性編集者は、やり手のキャリアウーマンです。それと同時に母親でもあります。

 家庭との両立で仕事は大変だと思います。でも彼女は、「忙しい」仕事をあえて選択して、仕事にやりがいを見出しています。かつて以上に結果を出して、会社ではリーダー格として辣腕をふるっているのです。

 「どうして、そんなに頑張れたんですか?」と聞くと、「娘の顔を思い出すと、限界を超えられるようになったんですよ」と言います。

 そういうふうに自分の仕事を喜んでくれる人の顔を想像できるようになれば、今の仕事だって楽しくなるのです。

 むろん“自分の仕事を喜んでくれる誰か”は、この女性編集者のように家族でもいいし、両親でもいいし、恋人でも構いません。

 ただ、第4回でも述べたように、お客さまでも職場の人たちでも、「仕事で誰かに感謝される」ということは、そのまま、その仕事に対する喜びにつながってくるのです。だとしたら、“仕事をしている相手の喜ぶ顔を想像すること”は自分の仕事を成長させていく、一番効果的な方法になります。

 かつて、私は介護福祉士として働いている人に聞いたことがあります。その人は本当に楽しそうに仕事をしているのですが、「そんなに過酷な仕事をしているのに、どうしてそんなに嬉しそうに仕事ができるんですか?」と。

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大林伸安 [株式会社ノビテク 代表取締役]

日本一の規模である研修プロジェクトを講師側総責任者としてプロデュースし、完遂させる。講師としても大手企業を中心に、経営幹部から新入社員まで、何万人もの研修や講演実績がある。人材の「やる気」だけではなく、「やれる気」を育てることで人材の成長を促し、組織の活性化を促進させる“やれる気請負人”。「仕事を楽しむ人材づくりと仕事を楽しくする会社づくり」をミッションステートメントとして、人材教育事業を展開する。
株式会社ノビテク

仕事が楽しくなる!25のルール

仕事をもっと楽しくしたい――。最近は、どこの会社に行っても、若手社員からこの言葉を聞かされます。「楽しい仕事」を探すのではなく、「どうすれば今現在を楽しくできるか」から考えてみてはいかがでしょうか?私の会社では「やる気」ではなく、「やれる気」を促進することを目標にしています。本連載でお伝えしたいのは、そのためのちょっとした考え方やコツです。必ず本連載が役に立つことをお約束いたします!

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