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問題解決のためのコンサルタント脳のつくり方
【第1回】 2007年11月27日
著者・コラム紹介バックナンバー
塩野 誠 [コンサルタント]

自分が使う単語と相手の単語の定義に違いは無いか
情報分析力の高め方 PART(1)

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 何かを説明していて、「あれ、なんだか話が通じていないな」という時はありませんか? そういう場合は、「自分の使っている単語と相手が使っている単語の定義が同じかどうか」を確かめましょう。

 分析やコミュニケーションの場においては、使う単語が何を指しているかを最初に定義すると、その後の話が効率的に進みます。

 プレゼンテーションや報告書においても論理的に記述するためには、使う単語の定義を始めに行い、相手を混乱させないように、同じ意味を持つ別の単語の使用を避けます。文章が味気なくなると思われるかもしれませんが、内容を正確に他者に伝達することが優先される時には、そのほうが効率的です。創造性は別のところで発揮しましょう。

 下の(1)と(2)を比べてみてください。

(1)部門責任者及び同職位の上長からの決裁をもらう際には、直接上司からのアプルーバルの必要性を総務部に確認すること。

(2)部門責任者及び同職位の上長からの決裁をもらう際には、直接の上長からの決裁の必要性を総務部に確認すること。

 (1)の文章では、「上長」と「上司」、「決裁」と「アプルーバル」が同じ意味であるにもかかわらず、異なった単語が使われています。

 一方、(2)では同じ意味を持つ単語は統一して使用されています。同じ意味であるのにかかわらず、単語を統一せずに、複数の単語を使用すると混乱を招くことにもなります。

 定義が同一であれば単語を統一し、もし定義が異なるのであれば、別の単語を使うべきなのです。

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塩野 誠 [コンサルタント]

1975年生まれ。シティバンク銀行、ゴールドマン・サックス証券、べイン&カンパニー等で事業戦略の立案や実行、M&A・投資業務等を担当。現在は非営利団体である企業価値戦略研究会に所属。その活動とともにコンサルタントとして国内外の企業に対し幅広い提言と講演を行っている。


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