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悪魔の対話術 ~ビジネスで「したたか」に成功する~
【第8回】 2008年7月1日
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内藤誼人  [心理学者]

質問されると、目を「右に動かす」タイプは要注意!

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 アメリカの心理学者L・カッツとE・ウッディンが130世帯の人たちについて調べたところ、すぐカッとなりやすい人は、穏やかな人に比べて、58パーセントも多くケンカを起こしやすいことが明らかになっている。

 衝動的で、すぐにカッとなる人は、人間関係がヘタである。

 瞬間湯沸かし器のように、すぐ頭から湯気を立てるような人は、人と接するのが大変に苦手だといえよう。

怒りっぽい人は
会社にとって“諸刃の剣”

 カッとなりやすい性格は、何年にも渡って形成されていくのが普通だから、一朝一夕に改めることは困難だ。「カッとならないように、明日から気をつけよう」などと思っても、たやすく性格は変わらないのが普通である。たいていは2日ほど我慢して、また怒りっぽい性格に戻ってしまうものである。

 怒りっぽい人は、ある意味で、エネルギーやバイタリティに溢れた人であり、挑戦的な性格を持っていることもある。その点を評価して、喜んで採用してみると、社内の人間関係をめちゃくちゃにされてしまうことも少なくない。

 こういう危険を避けるには、どうすればいいのだろうか。

 人事担当者なら、ぜひ覚えておいてもらいたい法則がある。

 それは、質問に対する応募者の目の動きをチェックして、「右を向く人」ほど、怒りっぽく、攻撃性の高いタイプであることだ。

 スタンフォード大学の臨床心理学者ラキュエル・ガー博士たちは、28名の男性に、一連の質問を30秒以内でつぎつぎに答えさせるという実験をやってみた。

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内藤誼人 [心理学者]

慶応義塾大学社会学研究科博士課程修了。(有)アンギルド代表取締役。現在は、企業研修や講演等で、心理学の法則をもとにした人材育成や販売促進、企画力促進などに力を注いでいる。著書に『「人たらし」のブラック心理術』(大和書房)、『人は「暗示」で9割動く!』(すばる舎)、『パワーセルフ』(ダイヤモンド社)ほか多数。


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