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「会社の数字」に強くなる!
——復活したJALを大解剖

週刊ダイヤモンド編集部
【12/10/13号】 2012年10月9日
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航空業界の競争がゆがむ!?
復活したJALを大解剖

 9月19日、日本航空(JAL)が再上場した。

 負債総額2.3兆円を抱えて倒産して、わずか2年8ヵ月。会社更生法下での徹底したリストラが奏功し、2011年度は過去最高となる営業利益2049億円を上げ、世界のエアラインでもトップの水準となった。

 (図1)を見ていただきたい。破綻直前の08年度のJALの貸借対照表(バランスシート、B/S)はまさに倒産会社のそれ。

 企業の安全性を測る純資産比率はわずか11.2%。流動比率(=流動資産÷流動負債)は危険水域の100%を割っている。短期間で支払いが必要な流動負債を賄うだけの流動資産がない状態だ。

 企業の財務の健全性を見るときは、(図1)のように資産の比率に応じて色分けするなどして資産・負債・純資産のバランスを見るとわかりやすい。

 純資産比率が低いことや流動比率が100%割れしていたことは、08年度のJALのB/Sから一目瞭然だ。

 有利子負債は1兆4419億円に達しており、しかも当時のJALは、簿外のリース債務や退職給付の未認識債務が大きかったため、実態はもっと悪かった。

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