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経営請負人の時代

失敗するからこそ学びが生まれ、成長につながる
日本人が苦手なリーダーシップを身につけるには?
――エゴンゼンダーインターナショナル株式会社 
佃秀昭氏【前編】

南 壮一郎 [株式会社ビズリーチ代表取締役]
【第14回・前編】 2012年10月12日
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多くのグローバル企業や国内大企業を顧客とする、世界最大手のエグゼクティブサーチ会社で、近年はタレントマネジメントとリーダーシップコンサルティングの分野で実績を積んでいるエゴンゼンダーインターナショナル株式会社。グローバル化が叫ばれる中、日本企業や日本人に足りないのは、リーダーの存在だと同社代表取締役・佃氏は断言する。強いリーダーシップを発揮でき、グローバル社会で勝つための秘訣を聞いた。

米国大企業で社長に抜擢されるインド人
リーダーシップが苦手な日本人

つくだ・ひであき
三和銀行にて国内営業店、国際部門、人事部(部長代理)を歴任。マクラガンパートナーズにて人事コンサルティング経験の後、2000年エゴンゼンダーインターナショナルに入社。2010年11月同社代表取締役に就任。金融、サービス業等の企業に対して、人材・組織のコンサルティング、幹部クラスの外部採用を幅広く経験。東京大学法学部卒。マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院修了。

南 リーダーシップコンサルティングを手掛けている佃さんにお伺いします。まずは根本的なことですが、リーダーに必要な素質はどのようなものだとお考えですか?

佃 リーダーに必要なのは、結果を出す力。達成志向性と呼ばれるものですね。リーダーに限らず、ビジネスパーソンにとって達成志向性を高く持つことは基本ですが、リーダーには、結果を出す力に加えてチームマネジメント、変革力、戦略的思考能力が必要となります。

南 もう少し噛み砕いて表現するとすれば、最後までやり遂げる力でしょうか?

佃 達成を目指す強い気持ちや、他者に負けたくない・諦めたくないという気持ち、他者に認められたいという願望が挙げられます。結果を出すために諦めたくないという気持ちが強く、なおかつそれを高いレベルで実現できれば、資本主義の世の中で生き残ることができますよね。ですが日本人にはそれらが欠けていると思うのです。欠けているというよりも、本来持っているはずなのに眠っているというか。ちょうど南さんのようにギラギラしている人が少ないんです。

南 同感です(笑)。自社の人材採用で面接を行っていると、能力は高いのに一生懸命やることやアツいことがカッコ悪いと思っている人が多いような気がします。特に私の会社のようなベンチャー企業では「野生化」しなければ生き残れません。なんとなくですが、社会全体が牙を抜こうとしているのかも知れませんね。グローバル化という観点で言うと、何が日本人の強みになるのでしょうか。

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南 壮一郎 [株式会社ビズリーチ代表取締役]

1999年、米・タフツ大学数量経済学部・国際関係学部の両学部を卒業後、モルガン・スタンレー証券に入社し、M&Aアドバイザリー業務に従事。その後、香港・PCCWグループの日本支社の立ち上げに参画。幼少期より興味があったスポーツビジネスに携わるべく、2004年、楽天イーグルスの創業メンバーとなる。チーム運営や各事業の立ち上げサポート後、GM補佐、ファン・エンターテイメント部長などを歴任し、初年度から黒字化成功に貢献。 2007年、株式会社ビズリーチを設立し、代表取締役に就任。日本初の個人課金型・転職サイト「ビズリーチ」を運営。2010年、プレミアム・アウトレットをイメージしたECサイト「LUXA(ルクサ)」を開始。2012年、ビズリーチのアジア版「RegionUP(リージョンアップ)」をオープン、2013年2月、IT・Webエンジニアのためのコラボレーションツール「codebreak;(コードブレイク)」をオープン。著書に『ともに戦える「仲間」のつくり方』『絶対ブレない「軸」のつくり方』(ともにダイヤモンド社)がある。

 


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「経営のプロ」として、社外から登用される社長や役員。彼らの経営哲学、プロフェッショナルなビジネスパーソンになるための秘訣、自身の市場価値を高めるキャリアの磨きかた、若きビジネスパーソンへのメッセージなどを語ってもらうインタビューシリーズです。聞き手は、平均年収1000万円以上レベルの人材と企業をマッチングする会員制転職サイト「ビズリーチ」代表の南壮一郎。

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