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社長は会社を「大きく」するな!
【最終回】 2012年10月23日
著者・コラム紹介バックナンバー
山本憲明 [税理士]

これからの時代、経営者が
考えたい「2つの幸せ」

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とうとう最後の連載になりました。ここまでおつき合いいただきまして、ありがとうございます。これまで「安易な拡大戦略をとるのはやめて、無理に会社を大きくするのはやめよう。時代に合った経営をしていこう」というお話をしてきました。最終回の本日は、経営者の「幸せ」「やりがい」について考えてみたいと思います。

「人生の充実」も
経営者の大きなテーマ

 経営者の幸せ・やりがいの1つ目は、「仕事だけをするのではなく、広い視野を持って活動することで、人生が充実する」ではないかと思います。

 小さな会社の経営をやっていく場合、時間的な余裕が生まれる場合が多いと思います。仕事以外の余剰時間を使って、家族と過ごす、あるいは地域社会に貢献するなどの活動もできます。また子どもがいる方は、子どもと接する時間を長くしたり、子どもに直接教育を施すことができるでしょう。

 仕事だけではなく、それ以外のことにも時間を使ったほうが、人生全体のバランスもとれますし、世の中にとってもプラスに働くのではないかと思っております。

 経営は、会社規模を拡大すればするほど難しくなります。資金繰りの問題をはじめ、さまざまなリスク対応を迫られるからです。労務・法務・税務など、おそらく多くの経営者にとって「嫌な仕事」の比重がどんどん高まります。

 難しい経営をすれば、そのぶんプライベートにしわ寄せがきます。家族との時間もなくなり、土日も仕事に明け暮れる、これならサラリーマンのほうがよかったんじゃないか、そんな経営者をたくさん見てきました。

「経営者としての成功」ももちろん大事ですが、こうした「人生の充実」も、経営者にとっては大きなテーマではないかと思っております。

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山本憲明 [税理士]

1970年生まれ。「従業員10名以下の会社」を専門とする税理士。 クライアント先を「小規模でも超優良な会社」「しっかりと利益の残る会社」「経営者、社員が幸せになる会社」にするためのサポートを行っている。そのため、一般的な税理士業務に加えて、経営戦略や会計・財務の面からのアドバイスにも力を入れている。 大学卒業後、10年半の会社員生活ののち、脱サラし、山本憲明税理士事務所を設立。順調に売上を伸ばしていたが、将来の税理士業界や経営の在り方に疑問を感じ、最小限の人数での効率的な経営に方向転換。6人いたスタッフを1人にした。 1000人を超える中小企業の経営者と会い、税理士業務の傍ら、「経営」と「実生活」のバランスのとれたライフプランを提案することを心がけている。 「1人でも多くの経営者の手助けをしたい」との思いから、小規模企業の経営者を対象とした「ひとり経営戦略塾」を運営するとともに、「ナノ企業家のための経営塾(facebookページ)」というコンテンツサイトも運営している。


社長は会社を「大きく」するな!

日本には昔から「会社は大きくするもの」「目指せ! 右肩上がり経営」という考え方があります。しかし、この100年に一度といわれる不況の中、安易な「拡大・成長戦略」では、会社は疲弊し、経営者はもちろん、働く社員も幸福感を得られません。「少人数経営」を推奨する敏腕税理士が、「人を無理に増やさず、売上をしっかり上げ、儲かる仕組みの構築の仕方」を教えます

「社長は会社を「大きく」するな!」

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