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東南アジア月5万円らくらく小金持ち生活
【後編】 2012年10月25日
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山崎初一 [不動産投資家]

日本にいては見えてこない
お金の本質

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東南アジアで暮らしていると、日本にいては気づくことのできない「お金の本質」を知ることができる。インフレもなく、安定している通貨・円しか知らないのでは、これからの激変する時代を生きてはいけないだろう。「お金」とは、どんなものなのか。これからの「お金」との付き合い方とは?

物価と金利の関係を見なければ、
本当に得なのか分からない

 海外で生活していると、日本にいては感じられないことに遭遇します。例えばインフレです。

 ベトナムの2011年の消費者物価指数は18.58%です。このとき、定期預金で14%の金利がついても、18%強のインフレでは、単純に考えて、お金をただ預けていたら4%価値が目減りしてしまいます。

 2011年のベトナムのインフレは極端ですが、新興国では急激なインフレが進行することがあります。単純に金利が高いからと言うだけで、飛びついてはいけません。

 ベトナムのインフレはどんな感じだと思いますか。私がインフレを実感するのは、ビールのつまみのうずらの卵を買うときです。ここ3年で、次のように値段が推移しました。

  8個5000ドン→6個5000ドン→10個1万ドン→8個1万ドン

 最近では、少しインフレが落ち着いたので、10個1万ドンに戻りましたが、それはともかく、数年のうちに卵の値段が倍になるようなインフレが日本に住んでいる方に伝わるでしょうか。

 さらに、「インフレがものすごいから、現地で働く人は大変だ。でも日本円で考えると、インフレの分、ドンの下落も急激だから、自分の生活はあまり変わらない」と説明して、状況がピンと来るかどうか。

 実際は相手によって反応はまちまちで、それは金融リテラシーの差とも言えるのではないでしょうか。

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山崎初一 [不動産投資家]

1968年、東京都生まれ。1991年、大学を卒業し、流通系の企業に就職する。1994年、入社した会社の経営が傾いたのを機に、独立性の高そうなSEの技術を習得し、退社。以後、転職しながらSEとしてのキャリアアップを図る。2001年、独立、フリーのSEとなる。2006年、フリーのSEとしての働き方や将来性に疑問を感じ、不動産投資によるアーリーリタイアを決意。2007年、千葉県にアパート(1DK×4戸)を購入。2008年、宮城県にアパート(1K〈一部は1DK〉×6戸)を購入。ベトナム・ホーチミン市の物価水準なら家賃収入で十分暮らせることを確認し、日本でのSEとしての活動を終了。ホーチミン市へ移住。当初は現地IT企業に就職するも、2009年に退社。家賃収入のみで、念願であるアーリーリタイアを実現。現在はベトナムのほか、タイ、インドネシア、カンボジア、ミャンマーなどを転々と移動し気楽に暮らしている。 ブログ「不動産投資で海外移住」(http://ameblo.jp/3rd-step/)やメルマガ「三歩目の不動産投資で海外移住」(http://www.infomag.jp/Site_4141.html)でさまざまな情報発信を行っている。


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