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マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー
【第25回】 2012年11月5日
著者・コラム紹介
藤田康人 [インテグレート代表取締役CEO]

「モバイル×ソーシャル」で起きていることを
いかに社会の利益とするか

「嬉しい再開」「美女とアフター」…“隠せない時代”のインフラ考察

モバイルが起こした
新しいアクション

 11月2日、米アップルはタブレット端末「iPad」の小型機種「iPad mini」を日本でも発売しました。画面サイズを従来機種よりひと回り小さい7.9インチにし、最も安いモデルの価格を2万8800円に抑え、品揃えの拡充によってより幅広い顧客層を取り込む戦略です。 

 それに先がけ10月25日、アマゾン ジャパンは電子書籍リーダー「キンドル」の日本での発売を開始しました。同社のサイト内に「Kindleストア」を設け、iOSやアンドロイド対応のスマートフォンや、タブレット端末向けの閲覧用アプリの日本語対応も実施しました。

 高性能の「キンドル・ペーパーホワイト」や7インチタブレットの「キンドル・ファイア」「キンドル・ファイアHD」の発売は12月以降になりますが、アプリが日本語に対応したことにより、電子書籍専用のリーダーがなくてもKindleストアで日本語の電子書籍を購入して、iPhoneやアンドロイドのスマートフォン、タブレット端末でも読むことができるようになったのです。

 一方、米マイクロソフトも10月26日に新しいOS「Windows 8」をリリースしました。同社がOSを更新したのは3年ぶりで、従来はパソコンの機能強化が目的でしたが、今回はタブレット需要を取り込む戦略です。東京・秋葉原では25日夜、日本マイクロソフトが記念イベントを開催し、26日午前0時に発売を開始した一部の店舗では200人を超える行列ができました。

 調査会社の米IDCは、2010年に世界で1900万台だったタブレット市場は、今年は1億1700万台に達し、16年には2億6000万台を超える見通しを発表しています。日本でもスマートフォンの普及が急速に進んで、インターネットは家やオフィスでじっくり使うものから、どんな場所ででもリアルタイムに手軽に使えるインフラになってきました。

 タブレットやスマートフォンなどモバイルインターネット端末の登場によって、われわれのライフスタイルに定着してきたのが「リアルタイム検索」というアクションです。

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藤田康人 [インテグレート代表取締役CEO]

慶應義塾大学を卒業後、味の素株式会社を経て、92年、フィンランド人の社長と二人でザイロフィン ファーイースト社(現ダニスコジャパン)を設立。素材メーカーの立場から キシリトール・ブームを仕掛け、キシリトール製品市場はゼロから2000億円規模へと成長。07年、株式会社インテグレートを設立し、代表取締役CEOに就任。著書に『どう伝わったら、買いたくなるか』『99.9%成功するしかけ』 『漂流する広告・メディア』講演活動も行っている。integrateGroupウェブサイト:http://www.itgr.co.jp/

 


マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー

インターネットなど双方向メディアの普及に伴い、従来の広告メッセージが届きにくい時代になったと言われます。どんな方法なら消費者とのコミュニケーションが成立するのか。「次世代IMC」を掲げる注目のマーケティング企業CEOがその極意を伝授します。

「マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー」

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