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「引きこもり」するオトナたち

実は男性ばかりではない!
優秀な女性が「主婦の引きこもり」になっていた

池上正樹 [ジャーナリスト]
【第139回】

 これまであまり注目されることのなかった「主婦の引きこもり」。

 1月10日に、「引きこもりになった母親」を取り上げた記事を公開して以降、同じ主婦の立場で引きこもってしまっている方々から体験談や感想などが続々と寄せられ、驚いている。

前回の記事で紹介した「いてもたってもいられず…」と長文を下さった主婦の方も、その1人だ。この方にはお会いして話を伺い、その内容を当連載で紹介したところ、40万を超えるアクセスが寄せられた。

 「引きこもり」というと、男性に多いものだと思っていた。

 しかし、データ的な根拠はないとはいえ、潜在的に主婦の引きこもりの人たちも、かなり多いのではないかと実感させられる。

 1本の記事をきっかけに、そんな女性たちからのメールが相次いで届いた。せっかく勇気を出して、それぞれの思いを文面にして頂いたわけでもあり、その中から、ご了承いただいた方の声の一部を紹介したい。

一流大卒で一流企業に就職も
今は息子とともに引きこもりに

 <私もうつ病で引きこもっています。主婦です。

 長男が、やはり引きこもりです。高校に行けず、3月に中退予定です。

 中卒で、病気で、この先どうなってしまうのだろうという不安でいっぱいです>

 そう明かすB子さんは、15年ほど前に、職場でのパワハラが原因でうつを発病し、ずっと引きこもっているという。

 <長男が小学生の時、(私の)うつの容態がかなり悪かったので、長男のうつ発病は、それが要因の1つかと考えられます。

 私のうつの原因は、退職でなくなったはずなのですが、ちょうどそのころ、原因不明で右手が不自由になってしまいました。その症状がよくなっていないのが、うつがよくならない理由のようです>

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池上正樹 [ジャーナリスト]

通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。主に「心」や「街」を追いかける。1997年から日本の「ひきこもり」界隈を取材。東日本大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したのかを調査。著書は『ひきこもる女性たち』(ベスト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『下流中年』(SB新書/共著)、『ダメダメな人生を変えたいM君と生活保護』(ポプラ新書)、『あのとき、大川小学校で何が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。厚労省の全国KHJ家族会事業委員、東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』

 


「引きこもり」するオトナたち

「会社に行けない」「働けない」――家に引きこもる大人たちが増加し続けている。彼らはなぜ「引きこもり」するようになってしまったのか。理由とそうさせた社会的背景、そして苦悩を追う。

「「引きこもり」するオトナたち」

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