ChatGPTで激変!コスパ・タイパで選ぶ 最強の資格&副業&学び直し#14Photo:ikonacolor/gettyimages

社会人の「学び直し」や「経歴刷新」の場として、注目される大学院。特集『ChatGPTで激変!コスパ・タイパで選ぶ 最強の資格&副業&学び直し』(全20回)の#14では、東京大学や京都大学などの旧帝大、早慶などの入りやすい大学院や、高卒も受け入れるお得な全国の名門大学院リストを紹介する。(ダイヤモンド編集部 宮原啓彰)

社会人の大学院入学動機は多種多様
経歴刷新やお受験、婚活まで…

 本特集#6『文系出身でもAIを学べる「お得な大学院」リスト公開、IT×MBAで一石二鳥も!』では、研究領域を絞って社会人が入りやすい大学院を紹介したが、それ以外の学問領域や、漠然と大学院で学び直したいと考える人も多いだろう。

 実際、社会人の大学院受験の動機は多種多様だ。もちろん大多数を占めるのは、純粋に興味のある研究をしたい、もしくはリカレント教育を受けたいといった至極当然の動機だ。

 だが、一方で近年は、「大学院の門戸が広くなったことで、中小企業の経営者など最終学歴をより名門大学の名前にしたいという人や、子どものお受験を有利にするため、婚活のため、といった動機も増えている」と、大学院受験予備校講師で、『「学歴ロンダリング」実践マニュアル』(オクムラ書店)の著者、赤田達也氏は指摘する。

 1990年以降の大学院重点化政策によって、大学院は学者を目指すエリートのためだけの場ではなくなった。結果、全国の大学につくられた専門職大学院や学部を持たない独立研究科などは、定員割れになれば存続が危うくなるため、受験のハードルを下げて学生確保に必死になっており、さまざまなバックボーンの大学院生が増えているわけだ。それは、旧帝大などの難関国立大学や早慶(早稲田大学、慶應義塾大学)の大学院も同じだ。

 かつての大学院入試科目は、外国語2カ国語の和訳と専門科目、さらに面接と、高いハードルが課せられていた。だが、現在のそれは名門大学の大学院でも、面接のみだったり、小論文と面接のみ、「TOEIC(R)」など英語資格試験の結果提出と面接のみだったりと多様化が進んでいる(ただし、どのような入試であれ、「研究計画書」の提出は原則として必要)。

 社会人が大学院進学を目指す場合、同じ大学の同じ大学院でも従来の研究者養成機関として存在し、優秀な内部進学者が多いところと、多種多様な学生を集めたいところの見極めが必要になるのだ。

 そして、大学院入試が学部入試と異なる点として、国公立大学でも他大や学内の併願がしやすいことを挙げておこう。入試科目やカリキュラム、指導教官(教授)などから受験する大学院や研究科を絞り込むとよいだろう。

 そこで、東京大学や京都大学など超名門大学における受験ハードルが低い研究科や、文系学部出身者でも入れる理系や医学系の研究科、さらには高卒でも大学院へ“ワープ入学”できる、おトクな名門大学院リストを赤田氏の協力の下、作成した。社会人の大学院選びの参考にきっとなるはずだ。