後悔しない 医療・介護#7Photo:Promo_Link/gettyimages

今年も確定申告シーズンが始まった。親が要介護認定を受けている場合、確定申告すれば控除が適用され、支払った税金が戻ってくるケースがある。特集『後悔しない 医療・介護』の#7では、親の介護をしているなら必ずチェックしておきたい節税対策について解説する。(ダイヤモンド編集部 野村聖子)

親が要介護認定を受けていれば
確定申告で税金が戻ってくる可能性

 2023年(令和5年度)分の確定申告の受け付けが、2月16日(金)から始まった。会社員は通常、給与などを受け取る都度、税金が引かれる「源泉徴収」と、会社が窓口となって行う「年末調整」によって、税務署に直接書類を出さなくても年間の所得税が確定するため、確定申告の必要はない。

 しかし、親が介護保険の要介護認定を受けている場合、確定申告すれば控除が適用され、支払った税金が戻ってくるケースがある。次ページでは、親の介護をしているなら確定申告シーズンに向けて必ずチェックしておきたい節税対策について解説する。