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あたらしい働き方
【第10回】 2013年7月24日
著者・コラム紹介バックナンバー
本田直之 [レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO]

チームの要望通りに
オフィスの形を変えてOKの会社があった
【企業インタビュー: ネットアップ編】

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Great Place to Workの「働きがいのある会社ランキング」のアメリカの調査で第6位に選出されているのが、ストレージシステムの大手ネットアップ。チームの要望通りにオフィスの形を変えることもOK。1年に5日間のボランティアをするための有給休暇プログラムも用意されていた。人事担当上席副社長のグウェン・マクドナルド氏にお話を伺いました。(撮影・編集部)

ボランティアをするための
有給休暇制度

本田 御社は従業員が世界中で1万2000人という大企業ですが、働き方を変えようというコンセプトで、さまざまな取り組みを進めているんですよね。

ネットアップ人事担当上席副社長のグウェン・マクドナルド氏
(左から2番目)

グウェンはい。シリコンバレーの特徴は、イノベーティブであることです。そのためには、9時から5時まで仕事をきちんとしなさい、といった固定観念に縛られないような仕事の方法を考えることが極めて大切だと思っています。この人の才能が欲しいけれど、この人がもし引っ越しをしたくないとか、通勤の移動に時間を使いたくない、ということがあれば、在宅ワークをしてもらってもいいかどうか、考えてもらうことも可能です。また、ワークスケジュールや仕事のプロセスをフレキシブルにすることもできます。

本田ビジネスシステムがきちんとしているからこそ、個人主義を重視できるようになっているんですね。他におもしろいプログラムがあるとか?

グウェン1年に5日間、ボランティアをするための有給休暇を取るボランティアタイムオフというプログラムがあります。

本田どんなことをするんですか?

グウェン何をやってもいいのです。子どもの学校にボランティアに行ってもいいし、自然保護の活動に参加してもいい。自分たちにとって大切な人たちには、シェアホルダーやパートナー、カスタマーやエンプロイーなどがありますが、コミュニティも非常に大切です。仕事と人生のバランスを考えたとき、そのコミュニティに貢献することは極めて重要なことだと考えたのです。

本田すごくいいプログラムですね。

グウェンこの取り組みは、CEOからトップダウンで、やったほうがいい、と出てきたアイディアでした。パーソナルな社員が個人的に持っているパッションを、お金ではなく時間で貢献することを会社では重視しています。

本田経営トップからして、きちんとそうした発想を持っている、ということですね。

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本田直之 [レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO]

シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締 役としてJASDAQ上場に導く。 現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行う。日本ファイナンシャルアカデミー取締役、コーポレート・アドバイザーズ取締役、米 国Global Vision Technology社取締役、Aloha Table取締役、コポンノープ取締役、エポック取締役などを兼務。東京、ハワイに拠点を構え、年の半分をハワイで生活する デュアルライフをおくっている。著書に、レバレッジシリーズをはじめ、『あたらしい働き方』『Less is More』(ダイヤ モ ン ド 社 )『 ノ マ ド ラ イ フ 』( 朝 日 新 聞 出 版 )『 パ ー ソ ナ ル ・ マ ー ケ テ ィ ン グ 』( デ ィ スカヴァー・トゥエンティワン)などがあり、著書累計250万部を突破し、韓国、台湾、 中国で翻訳版も発売されている。著者のプロデュースも行っており、50万部を突破した『伝え方が 9 割』『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』をはじめ合計150万部を突破しいずれもベストセラーとなっている。講演活動は国内だけでなく、アメリカ、オーストラリア、カナダ、中国、シンガポール、韓国、香港、台湾など海外でも行っており、学生向けには早稲田、慶応、明治、 一橋、筑波、立教、法政、上智など様々な大学で講演を行っている。サンダーバード国際経営大学院経営学修士(MBA)、明治大学商学部産業経営学科卒、(社)日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー、アカデミーデュヴァン講師、明治大学・上智大学 非常勤講師

 


あたらしい働き方

「あたらしい働き方がどんどん出てくる今、なぜまだ昔の基準のまま会社を選ぶのか」著者が、アメリカではパタゴニア、ザッポス、エバーノート、IDEO、スタンフォード大学d.Shcool、日本ではカヤック、スタートトゥデイ、チームラボ、Plan ・do・see、ワークスアプリケーションズ、などの、先進企業を取材し、いままさに世界で生まれつつある「古い価値観や常識に縛られないあたらしい働き方」は何なのかを、伝えていきます

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