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社会貢献でメシを食う。NEXT 竹井善昭

【夏休みスペシャル☆】
湘南ビーチで社会貢献女子を探せ!
該当者は驚愕の88%!イマドキ女子の実態

竹井善昭 [ソーシャルビジネス・プランナー&CSRコンサルタント/株式会社ソーシャルプランニング代表]
【第92回】 2013年8月6日
著者・コラム紹介バックナンバー
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 最近の若者は社会貢献に関心が高い。ここ数年、さまざまなところでそうアナウンスされてきたし、僕自身もセミナーやメディアの取材など、ことあるごとにそう伝えてきた。実際、僕の周りには社会貢献意識の高い学生が多い。社会貢献をテーマに活動している人間の周りに、そういった学生が集まるのは当然だと思うだろう。

 しかし、某経済学部教授が担当するCSR論の講義は、大教室が満席になるほどの人気だというし、昨年、僕も創価大学経済学部の1年生を対象としたCSRに関する特別セミナーを行なったが、募集定員30名のところ86名の応募があり、急遽教室を変えて実施した。同経済学部の定員は1学年200名なので、約4割の学生が参加してくれたことになる。そんなこんなで、実はイマドキの若者の社会貢献意識は世間で思われているより高いのではないかと感じていたが、それを裏付ける調査データが見つからなかった。

 ちなみに全世代を対象にした社会全体のボランティアや寄付に関する意識や行動の調査は、内閣府が実施している「国民生活選好度調査」など各種データがある。たとえば、以前にも当連載の第67回で紹介したが、デルフィスというトヨタ系のマーケティング会社が行なった「社会貢献消費意識に関する定量調査結果」がある。

 2009年12月から2011年6月にかけて行なった同調査によれば、「エシカル」(倫理的な)という言葉の認知率は11%。「エコ」は98%、「ロハス」81%、「フェアトレード」46%、「サスティナビリティ」24%となっている。また、「エシカル」という言葉を知っていてエシカル消費行動(社会貢献を意識した消費行動)を実践している生活者は5.4%。言葉は知らないが、実際にはエシカル消費をしている人は17.7%。エシカル消費を実践していないが、興味・関心がある人は32.9%となっている。

 また、内閣府の2009年度の調査でも「何か社会のために役に立ちたい」と考える人は69%いて、バブルが始まった1986年の47%から大幅に増えている。

湘南ビーチで実態調査!
イマドキ女子の社会貢献意識は? 

僕たちが先週末2日間にかけて調査を行なった由比ガ浜海水浴場。ビーチには、イマドキの女子が溢れていた Photo:(C)Girls Day Movement

 しかし、若者に特化した調査はあまり見当たらなくて、だったら自分たちで調査してみることにした。調査対象は「夏真っ盛りの湘南ビーチに遊びに来ている、ぱっと見が20代くらいの若い女子」。つまり、湘南ビーチにいる若い女子のなかで、社会貢献女子がどれくらいいるか?という調査である。「社会貢献女子」の定義は、一度でも「ボランティアをしたことある」または「寄付をしたことがある」女子とした。

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竹井善昭 [ソーシャルビジネス・プランナー&CSRコンサルタント/株式会社ソーシャルプランニング代表]

マーケティング・コンサルタントとしてクルマ、家電、パソコン、飲料、食品などあらゆる業種のトップ企業にて商品開発、業態開発を行なう。近年は領域を社会貢献に特化し、CSRコンサルタント、社会貢献ビジネスの開発プランナーとして活動。多くの企業にてCSR戦略、NGOのコミュニケーション戦略の構築を行なう。「日本を社会貢献でメシが食える社会にする」ことがミッションに、全国各地で講演活動を行なう。ソーシャル系ビジネスコンテストや各種財団の助成金などの審査員多数。また、「日本の女子力が世界を変える」をテーマに、世界の女性、少女をエンパワーメントするための団体「ガール・パワー(一般社団法人日本女子力推進事業団)」を、夫婦・家族問題評論家の池内ひろ美氏、日本キッズコーチング協会理事長の竹内エリカ氏らと共に設立。著書に『社会貢献でメシを食う。』『ジャパニーズスピリッツの開国力』(いずれもダイヤモンド社)がある。

株式会社ソーシャルプランニング
☆竹井氏ブログ 社会貢献でメシを食う〝REAL(リアル)〟
☆Twitterアカウント:takeiyoshiaki


社会貢献でメシを食う。NEXT 竹井善昭

CSRやコーズマーケティングをはじめ、「社会貢献」というテーマがポピュラーとなったいま、「社会貢献のセカンドウェーブ」が来ている。新たなサービスやプロジェクトのみならず、新たな主役たちも登場し始めた。当連載では話題の事例を取り上げながら、社会貢献的視点で世の中のトレンドを紹介していく。
*当連載は、人気連載『社会貢献を買う人たち』のリニューアル版として、2014年1月より連載名を変更しました。

「社会貢献でメシを食う。NEXT 竹井善昭」

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