サッカー日本代表の本田圭佑選手はレーシック手術で失敗したのではないか――。
インターネットでレーシックについて調べると、こんなうわさ話が出ているが、週刊ダイヤモンド編集部の取材により、本田選手がレーシックで失敗したといううわさはデマであったことが分かった。本田選手のレーシック手術を執刀したSBC新宿近視クリニックの安田佳守臣院長・医師への取材で判明した。
安田医師によれば、このほど本田選手の手術1年後の検診を行い、視力は手術直後と同等で左右共に1.5をキープしており、見え方にも問題は発生していなかったという。また術後はドライアイがあったものの、徐々に回復しつつあるようだ。
詳細は、以下の本田選手と安田医師によるロング対談を読んでほしい。この対談は検診時に行われたもので、SBC新宿近視クリニックから「週刊ダイヤモンド」が独占的に提供を受けている。本田選手はSBC新宿近視クリニックの広告に出演しており、ネットや雑誌でレーシック問題が間違って伝えられていることから、対談の形で正しい情報発信をすることにしたという。(「週刊ダイヤモンド」レーシック問題取材班)
本田選手×安田医師対談
手術後は明らかな違い
結果はすぐプレーに現れた
本田選手 以前、視力は0.5以下くらいだったんですね。プレーする時もすごくストレスを抱えていて、ミリ単位でボールを捉えないといけないので。特にストレスを抱えていたのは得意のボレーシュートとか、野球でいうと来た球をダイレクトに当てる時にかなりストレスを感じていたんです。
手術前はボールがぼやけていたのが、手術後では明らかに差が出ましたね。究極に言ったら味方の顔もぼやけていました。
遠い時は70~80m離れているので、ボールを見ながら、向こうも瞬間的に敵か味方かを見分けなければいけなくて、ユニフォームの色で違いはわかりますが、それが味方の誰かというところが重要なんですね。それでボールを出す場所が変わってきたりするので、そういう部分もありますね(それがはっきりわかるようになった)。