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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

嫌われる「出戻り社員」が生き残るための条件

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第107回】 2014年2月10日
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 ついにソチオリンピックが開幕しましたが、その一方で2月1日からすでにプロ野球チームがキャンプインしています。なかでも注目は、巨人の宮崎キャンプで臨時コーチを務める元ヤンキースの松井秀喜氏でしょう。“あの松井”が若手選手を指導する姿に、マスコミや現役選手も大注目です。

 ただ、考えてみれば松井氏は元巨人選手。不在の間を支えた選手たちからすれば、“出戻り”とも受け止められかねません。果たして今、選手たちはどのような気持ちなのでしょうか?もちろん、松井氏ほど偉大な人物であれば、生え抜きの選手たちも「メジャー流の指導法に注目」とむしろ大歓迎かもしれません。ただ、あなたの職場で、“偉大”とまでは言えないような社員が出戻ったらどうですか?

 今回は、そんな出戻り社員を受け入れたある職場で起きた紆余曲折の物語をご紹介したいと思います。

強気で辞めた社員が
まさかの出戻り!?

 「来月から新しい仲間を迎えることになった。ただ、新しいといっても、大抵の人は面識があるかもしれないが……」

 朝礼で部長が不可思議な話を切り出しました。この会社は、医療機器専門商社。最近は、業績好調で頻繁に中途採用を行うので、営業部にもたくさんの社員が入社してきます。この半年で新たに入社してきたのは5名。ですから、新しい社員が入社してくることにもはや誰も驚きません。ただ、今回は少し様子が違うようです。部長が話を続けます。

 「そう、2月に入社してくるのはKくん。昨年の夏まで営業部にいたKくんが出戻ってくることになった」

 この説明に一同どよめきました。「まじですか!」「ありえない」と騒然とする社内。それほどインパクトの大きい発表だったようです。

 ちなみにKさんは、社会人5年目の昨年夏に大手製薬会社に転職。外資系業界最大手クラスの会社です。まさに華麗なる転身、と社内で話題になった出来事でした。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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