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アイデアにセンスはいらない
【第2回】 2014年3月5日
著者・コラム紹介バックナンバー
梶淳

小さなひらめきの技術化
「3つのステップ」でアイデアを発想する

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前回、アイデアは「才能」でも「感性」でもなく、「技術」で発想できることを紹介した。ビジネスには常に新しさが求められる。そのために必要とするアイデア、つまり、受け手の欲求を叶えるアイデアである。そのように考えると難しくしてしまうが、もっとシンプルにアイデア発想を考えればいい。じつは、アイデアのゴールは5つしかない! そして、「3つのステップ」から始めればいいのである。

本連載の1回目は、「なぜ、アイデアは技術で生み出せるのか?」を中心に解説した。2回目以降は、『アイデアにセンスはいらない』の著者・梶淳氏をお招きし、アイデアを育てる課程から世の中へ送り届けるまでを「思いつく」「組み立てる」「確かめる」「診断する」「継続する」の順に、インタビュー記事で構成する。

アイデア発想の第一歩は、
思い込みの解放から

かじ・あつし。1967年大阪府生まれ。1989年テレビ朝日入社後、2年目から若くしてキャラクター番組プロデュースデビュー。2005年「ドラえもん」リニューアルのほか、30作以上のアニメ特撮番組および映画作品を手掛ける。「クレヨンしんちゃん」「あたしンち」「平成仮面ライダーシリーズ」「スーパー戦隊シリーズ」「機動新世紀ガンダムX」など、国民的キャラクター作品を主に担当。現在はコンテンツビジネス局でキャラクター作品のマルチユース戦略部署に所属。東京藝術大学大学院映像研究科 非常勤講師(2010-2011)

――「アイデアが思いつかない」「自分のアイデアが企画としてとおらない」そのような声を聞きますが、何が足りないのでしょうか?

 前者は、ひらめく技術を身につければ解決できます。今回、お話していきます。後者は、アイデアの組み立て方の問題(第3回掲載)ですね。伝え方(第5回掲載)も必要になってきます。

――まずは、何から始めればよいのでしょうか?

 多くの企業は商品・サービスをつくらなければいけないし、売るために宣伝をしなければいけないし、広めるために仕掛けをしていかなければいけない。そのために、多くのビジネスパーソンはアイデアを出せ、と言われていますよね。みなさんの抱えている問題です。

 まずは、何を思いつくかというよりも、「アイデアを考えることが難しい」などの思いこみやプレッシャーから自分を解放することです。

 なぜ、私がそのようなことが言えるのか? 「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」など、長寿キャラクター番組を中心に、30番組以上をプロデュースしてきました。この仕事、終わりがありません。国民に愛されている番組ですから。

 何もしなくてもいいのかというと、もちろん、そういうわけではありません。次々とアイデアを出していかなければならない。この仕事を支えているのは、カリスマクリエイターとそれを支える数百人単位のスタッフ。そのスタッフも多くのアイデアを出しています。

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    梶淳

     

    かじ・あつし。1967年大阪府生まれ。1989年テレビ朝日入社後、2年目から若くしてキャラクター番組プロデュースデビュー。2005年「ドラえもん」リニューアルのほか、30作以上のアニメ特撮番組および映画作品を手掛ける。「クレヨンしんちゃん」「あたしンち」「平成仮面ライダーシリーズ」「スーパー戦隊シリーズ」「機動新世紀ガンダムX」など、国民的キャラクター作品を主に担当。現在はコンテンツビジネス局でキャラクター作品のマルチユース戦略部署に所属。東京藝術大学大学院映像研究科 非常勤講師(2010-2011)

     


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    「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」「戦隊」「ライダー」シリーズほか30作以上のテレビ番組プロデュースによって気づいたこと――それは、人々に支持されるものは、アイデアに秘密が隠されている。そして、そのアイデアは誰しもが生み出すことが可能だ。2種類の天才に出会い、体系化したアイデア発想術を、「思いつく」「組み立てる」「確かめる」「伝える」「継続する」の順に紹介する。

    「アイデアにセンスはいらない」

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