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エコカー大戦争!

トヨタのライバルは「グーグル」だ!
豊田市実証「Ha:mo」に「i-ROAD」ついに登場

――超小型モビリティの可能性を探る旅⑭

桃田健史 [ジャーナリスト]
【第177回】 2014年3月27日
著者・コラム紹介バックナンバー
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「とよたエコフルタウン」の燃料電池車対応の水素ステーション前で、パイロンスラローム走行をするトヨタ「i-ROAD」。外から見ているより、運転しているほうが楽しい。「特殊な動き」を体感しながら気持ちがワクワクする Photo by Kenji Momota

実際に乗らない限り絶対にわからない
「i-ROAD」の他に類のない奇妙な超安定走行

 「え!? なにこれ? うわぁ! こんなの初めて!」

 「i-ROAD」車内で、筆者は叫んだ。

 中京テレビの人気ニュース番組「キャッチ!」(月~金15:50~19:00)用のレポートということもあり、感想を本音でドンドン表現した。それにしても…、これまで30年以上にわたり、世界各地で様々な移動体に乗ってきたが、ここまでの「奇妙な動き」を体験するのは初めてだ。

 豊田市街中心部の「とよたエコフルタウン」、天候は雨。ジュネーブショーで世界初公開されてから丸1年。やっと、トヨタ「i-ROAD」に乗れた。

 今回の取材は、トヨタがお膝元で行っている新しいモビリティネットワークの実証試験「Ha:mo (ハーモ)」がターゲット。また、「自動車産業界の今後」に関する内容で、当初は筆者のスタジオ出演を念頭に置いていた中京テレビ「キャッチ!」が、制作サイドの演出の意向で、筆者の「Ha:mo」取材現場に密着することになった。

 それでは、「i-ROAD」初体験の本音、テープ起こしの状態のコメントを、以下に列記してみよう。

 「いやぁ~、凄いですね。なんだかリーン、そう斜めになるんですが…。この動き、普通のクルマ、バイクなど、どれにも合致しない」

 「ひっくり返りそうですが、絶対にひっくり返らない」

 「だいぶ慣れてきました。(S字スラロームで)うわぁ、ものすごく凄い小回りする。(前方で撮影するカメラクルーに対して)あらら、ごめんなさい。カメラさんもこっちの動きを読み切れず、避けてくれている!」

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桃田健史 [ジャーナリスト]

日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中


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