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アイデアにセンスはいらない
【第8回】 2014年5月22日
著者・コラム紹介バックナンバー
梶淳

アイデア・企画を具体的な仕事につなげる技術

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「アイデアはいいけど、企画書が通らない」というビジネスパーソンも多いでしょう。アイデアが採用されたとしても、次に皆さんが悩む問題として良く挙げられることです。そこで今回2回目となる授業「アイデア・企画を具体的な仕事につなげる技術」をschoo WEB-campus(スクー ウェブキャンパス)で開催。『アイデアにセンスはいらない』の著者・梶淳による当日の授業をダイジェスト版で紹介します。

前回の授業の復習

 アイデアを自然に出す人は、子どもの頃やっていた素直な行動を意識してテクニカルにやっている人が多いと、私は感じます。その行動を前回、下記のように紹介しました。

1)なぜなにクエスチョン

 子どもは、「なんで?」とよく聞いてきますよね。

 「なんで雨が降るの?」「そこに雲があるから」
「なんで雲があるの?」…と。

 子どもは、答えに足して、質問を重ねてきます。そこにヒントがあって、「なんで?」を3回続けると、やるべきことやお客様の顔が見えてきます。

2)気になるコレクション

 アイデアのネタは半径3メートル以内にあります。

 テレビ番組もそうですが、商品の根っこは身近なモノが起源です。子どもの頃は気になったものを缶ケースにいれたりしてましたよね。その要領で、気になるものを人間の感情「喜怒哀楽+怖」別にわけて、しまっておきます。

3)雑談リフレイン

 本当のオリジナルはもうないと言ってもいいでしょう。多くは掛け合わせです。子どもが「ねーねー」と話しかけてくる雑談にもヒントがあります。大人同士で他愛もない雑談をしていると、新たな組み合わせがパっとひらめくことがあります。

 これらがアイデアを発想するために必要な「3つのステップ」でした。

 次に、アイデアを具体的な仕事にしていくために、企画書を作成すると思います。ここでは、皆さんが良く悩む3つの課題を順に追っていきましょう。

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    梶淳

     

    かじ・あつし。1967年大阪府生まれ。1989年テレビ朝日入社後、2年目から若くしてキャラクター番組プロデュースデビュー。2005年「ドラえもん」リニューアルのほか、30作以上のアニメ特撮番組および映画作品を手掛ける。「クレヨンしんちゃん」「あたしンち」「平成仮面ライダーシリーズ」「スーパー戦隊シリーズ」「機動新世紀ガンダムX」など、国民的キャラクター作品を主に担当。現在はコンテンツビジネス局でキャラクター作品のマルチユース戦略部署に所属。東京藝術大学大学院映像研究科 非常勤講師(2010-2011)

     


    アイデアにセンスはいらない

    「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」「戦隊」「ライダー」シリーズほか30作以上のテレビ番組プロデュースによって気づいたこと――それは、人々に支持されるものは、アイデアに秘密が隠されている。そして、そのアイデアは誰しもが生み出すことが可能だ。2種類の天才に出会い、体系化したアイデア発想術を、「思いつく」「組み立てる」「確かめる」「伝える」「継続する」の順に紹介する。

    「アイデアにセンスはいらない」

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