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「婚迷時代」の男たち

こんな「再活男」はイヤだ!婚活ブームで加速する「離婚と再婚のスパイラル」

西川敦子 [フリーライター]
【第15回】 2009年6月26日
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 婚活でスピード結婚したかと思うと、あっというまに離婚し、また再婚への活動を始める――。

 昨今の婚活ブームで、こんなサイクルが生まれているようだ。

離婚110番代表 澁川良幸さん。1963年生まれ、中央大学卒業。心理カウンセラー

 離婚や家庭問題のカウンセリングをおこなう「離婚110番」の代表・澁川良幸さんは次のように言う。

 「早い人では、婚活を始めてわずか半年間のうちに結婚と離婚を経験する人がいる。なかにはそれを2度、3度と繰り返すケースもあります」

 厚生労働省の調査を見ると、2008年の離婚件数は約25万件。2003年(29万件)をピークに、ここ数年は減少傾向にある。

 だが、同居期間別離婚件数の年次推移を見てみると、「結婚1年未満で別れるカップル」は、1985年には約1.3万組だったが、2006年には約1.7万組に。以後もほぼ横ばい状態だ。

 新婚旅行から帰ってきて離婚してしまう「成田離婚」が流行したのはバブル期のころ。今では、結婚式の前後で破綻に至る「式場離婚」もままあるとか。このところのブームもあいまって、まるで転職活動のように気軽に「離活」「再活」する空気が広がっている。

 とはいえ、なかには再活がうまく運ばない人もいれば、それこそ2度、3度と同じ失敗を繰り返してしまう男性もいる。いったい、どんな「再活男」が問題なのか。調べてみた。

失敗するのはこんな再活男だ!

その1・「初婚美人」にこだわりすぎる男
 「とくに高学歴の男性や一流企業勤務の男性に多いのですが、セルフイメージが高すぎる人はなかなか再婚できないんです」と話すのは、再婚専門の結婚相談所「アイリマリッジ」の代表カウンセラー 池田淳一さん。結婚前に持っていた若かりし頃の自分像を、離婚を経ても変わらず抱え込んでいる。だから、ついつい当時の「理想の女性」を追い求めてしまうのだ。

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西川敦子 [フリーライター]

1967年生まれ。上智大学外国語学部卒業。編集プロダクション勤務を経て、独立。週刊ダイヤモンド、人事関連雑誌、女性誌などで、メンタルヘルスや介護、医療、格差問題、独立・起業などをテーマに取材、執筆を続ける。西川氏の連載「『うつ』のち、晴れ」「働く男女の『取扱説明書』」「『婚迷時代』の男たち」は、ダイヤモンド・オンラインで人気連載に。


「婚迷時代」の男たち

仁義なき最新の婚活事情から、結婚をビジネスにする企業、結婚生活や離婚の実態までを徹底取材。「結婚」という2文字に翻弄される男たちの姿を追う。はたして「結婚」は男を幸せにするのか――。

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