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転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏

こんなセリフを言われたら近づくな!
危険な転職コンサルタントを見抜く3つの質問

丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]
【第4回】 2014年12月1日
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不幸な転職を避けるには
転職コンサルタントをきちんと選べ!

 本来、転職コンサルタントに期待されている価値は「キャリアの相談相手」と「人材市場とのアクセス」です。キャリアに関して本人が気づいていない意外な価値に気づかせてあげたり、相手をしっかり理解したうえで最適な求人情報とつないだりする機能が転職コンサルタントには求められています。

 ところが前回触れたようにネット型転職の普及によって、これらの機能はいま、大きく縮小する傾向にあります。転職コンサルタントを名乗っていても、やっていることは単に市場へ出てきた情報を機械的につなぐだけのオペレーターという人やエージェントが少なくありません。

 ジュニアクラスの転職であれば機械的なマッチングでよいのかもしれませんが、ミドルキャリア以上の人が十分なコンサルティングやその求人に関する情報提供を受けられないと結果的にミスマッチが発生し、不幸な事態が生じる恐れが高くなります。

 ひどい例だと「この候補者にその案件は難易度が高すぎる」というマッチングをするエージェントも見受けられます。たとえばいま3次請け会社でSEをやっている人にいきなり大手SIerのプロマネのポジションを打診するような、明らかにずれた案件が提案されるケースがあるのです。

 上や横にずれた案件が提案されるのは、エージェントがちゃんと候補者の職務経歴を理解せずに送り付けているからという可能性があります。こういうエージェントは避けるべきです。

信頼できるかどうかを見抜く
「3つの質問」

 一定以上のポジションで転職活動をしている人が幸せな転職をするためには、オペレーター的なエージェントを避け、信頼のおける転職コンサルタントかどうかを見極める必要があります。

 まず気をつけるべきは、「とにかくすごい!」「もうピッタリ!」といった、勢いだけで内容のない言葉を使うエージェントです。プロならこんな表現は使いません。

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丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]

1986年滋賀大学経済学部卒業後、リクルート入社。7年間人事担当採用責任者として新卒、中途、留学生、外国人など多岐にわたる採用を担当し同社の急成長を人材採用の側面から支える。退職後現社を設立。リクルートで実践した「企業力を超える採用」の実現のため1000社を超える顧客にそのノウハウを提供、さまざまな分野の支援を実現。また個人へのキャリアコンサルティングは1万名を超え、「個人の本気に火をつける」面談には定評がある。49歳。1963年生まれ、いて座。

 


転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏

35歳以上の転職がもはや当たり前の時代になり、これからはより多くの人が転職を意識することになる。しかしそのときに「転職の作法」を全く知らないがために、失敗し続けてしまっては本末転倒だ。この連載では、失敗した人を具体的な事例として出しながら、何が悪かったのか2万人を見てきた転職コンサルタント丸山貴宏の視点で一刀両断。成功へと導く手助けをします。

「転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏」

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