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三谷流構造的やわらか発想法

鉄道会社の“ひそかな工夫”を見つけよう

~電車で学ぶ事業者事情【鉄道会社編】

三谷宏治 [K.I.T.虎ノ門大学院主任教授]
【第104講】 2015年1月22日
著者・コラム紹介バックナンバー
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駅ホームのアナウンス。「……の際、電車とホームの間が大きく空いている場合がありますので」

 この連載では過去4回、電車の中の風景をお届けしてきました。

第84講:電車遅延のアナウンスが多いのはなぜ? ~4月、新年度の音風景
第81講:電車で学ぶイマドキの若者事情【残念編】
第91講:なぜ、黒髪より茶髪の若者の方が席を譲るのか? ~電車で学ぶイマドキの若者事情【期待編】
第92講:男性が「赤ちゃんの気を惹く」ための3つの壁! ~電車で学ぶイマドキの若者事情【母子編】

 対象は鉄道を利用する人たちであり、「新入社員」「残念な若者」「期待の若者」「赤ちゃん」でした。いずれも多くの「いいね!」をいただきましたが、特に第91講では「黒髪の若者より茶髪の若者の方が(高確率で)席を譲る!」と言い切ったせいもあって、賛否両論、多くのご意見をいただきました。

 さて今回の観察対象は、鉄道事業者自身です。

 ある日、地下鉄を降りたとき、ホームでこんなアナウンスが聞こえてきました。

 「……の際、電車とホームの間が大きく空いている場合がありますので、十分お気をつけください」

 確か、丸ノ内線の銀座駅だったでしょうか。いつもよく聞くアナウンスのハズなのですが、なぜか「……」が一瞬、耳に引っかかりました。

 さて、「……」はなんだと思いますか?

 ちなみに「お降り(の際)」では、ありません。

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三谷宏治 [K.I.T.虎ノ門大学院主任教授]

1964年大阪生まれ、福井育ち。小1のとき読書と読みかじりを人に教える快感に目覚め、駿台予備校では教えることの技術に衝撃を受ける。東京大学 理学部物理学科卒業後19年半、BCG、アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く。2003年から06年までアクセンチュア 戦略グループ統括。途中、INSEADでMBA修了。
2006年から教育の世界に転じ、社会人教育と同時に、子どもたち・親たち・教員向けの授業や講演に全国を飛び回る。「決める力」「発想力」と「生きる力」をテーマに毎年8000人以上と接している。現在K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 主任教授(MBAプログラム)の他に、早稲田大学ビジネススクール、グロービス経営大学院、女子栄養大学で客員教授、放課後NPO アフタースクール及びNPO法人 3keys 理事を務める。永平寺ふるさと大使。
著書多数。『一瞬で大切なことを伝える技術』(かんき出版)は啓文堂書店2012ビジネス書大賞、『経営戦略全史』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)はダイヤモンドHBRベスト経営書2013第1位、ビジネス書大賞2014大賞、『ビジネスモデル全史』(同)はHBRベスト経営書2014第1位となった。
HPは www.mitani3.com

 

 


三谷流構造的やわらか発想法

発想法ってなんのために存在するのでしょう? ヒトと違うアイデアや答えを出すためです。統計的に有意な戦略なんて、定義により無価値ですし、統計的に正しい発想法なんてあるわけがありません。発想に「普遍性」や「高確率」を求めるなんてそもそも矛盾しているのです。発想法も、然り。これまでと違うものを生み出すには、新しい発想法がいま求められているのです。

「三谷流構造的やわらか発想法」

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