スマートエイジングライフ
男の食育 笠井奈津子
【第8回】 2015年1月26日
笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
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実はメタボ腹の原因!? シリアル朝食の危険度

シリアルはおしゃれでヘルシー!? もしも、そのシリアルがメタボ腹の原因になっていたとしたら…

 流行のファッションにも敏感だし、ワインや食などに関する話題も豊富。週末はホームパーティーを開いてアクアパッツアなんてふるまったりしちゃう…。聞いた感じの印象はすごくおしゃれなんだけれど、実際に会うと、そんな風に見えない冴えないメタボ腹の男性だった…。

 そんなにうんちくを語るほど食にこだわっているのになぜ太ってるの!?と思ってしまうような男性に会う場面ってありませんか。

 それって、おいしいものに囲まれすぎていて、ただ単に食べすぎているだけなんでしょうか。おしゃれなのにメタボな人、その原因は“ヘルシーそうな朝食”にあるかもしれません。

「シリアル」はヘルシー?
実はごはん2杯分のカロリーだった!

 最近は「料理は主人がしてくれるんです」なんて言葉を聞いても驚かなくなりました。以前だったら、外食かお惣菜の二者択一でしたかなかった独身男性の口からも「料理は自分でできるから特に困ったことはない」というようなことをよく耳にします。

 でも、そんな料理をする男性の方でも、平日の朝食を自分で作っている、という話はあまり聞きません。たまに凝った料理を作るのは好きだけれど、忙しい平日の食事には無頓着。結婚していればなおのこと、朝食は奥さん任せ、ということが多いのではないでしょうか。

 おしゃれ、かつ、ヘルシー志向を好む方々に好かれる朝食といえば、まず挙がるのはシリアル。「ビタミン、ミネラル、食物繊維、タンパク質が含まれています」とバランスの良さがアピールされている上に手間もかからないとくれば、最強のおしゃれ朝食と言っても良いぐらいです。メタボ腹が気になる方にとっては、1食あたりのカロリーが高くないことも利点でしょう。

 ただ、気になるのは、「シリアルって、そんなにダイエットに良いものだっけ?」ということです。

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


男の食育 笠井奈津子

目、肩や腰の痛み、毛、お腹周り、ニオイ……。男も年を重ねれば重ねるほど、若い頃は気が付かなかった悩みに振り回されることになる。そんなとき、対策の1つになるのが「食」だ。しかし、男性が自分で正しいと思った対策するのには、注意が必要だ。実は思い込んでいる知識が勘違いであるばかりか、症状は悪化、さらに若さを一層失うことになりかねないからだ。この連載では、そんな「食」の知識に未だ乏しいミドル男性に対し、若い頃と変わらない身体を保ってもらう「男の食育」を行っていく。

「男の食育 笠井奈津子」

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