スマートエイジングライフ
男の食育 笠井奈津子
【第9回】 2015年2月9日
笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
著者・コラム紹介バックナンバー

出世する人が食べている!最強の朝食&ランチ

一流の人が食べている食事は特別なのか!?本当は違った、一流の人の食生活

 「久しぶりに会ったOさん(友人)の変化がすごくて…。理由を聞いてみたら、食生活を変えたというので、僕もやってみたいと思って…」

 そう言って私のところにきてくださったAさん。見た目には、誰がどう見ても食生活をかえなければいけないような要素はありませんでした。

 「体重?そうですね…まぁ、今もベスト体重ではあるから、それはどうでもいいかな。それよりも、Oさんみたいに、エネルギーというかオーラというか…力強さを感じさせるような見た目になりたいです」

 そうおっしゃられ、「頭痛を治す」「疲れにくい体にする」というような客観的に評価できる指標が何もないまま、食生活改善の取り組みが始まりました。

超一流コンサルタントも
健康のためなら定食チェーン店に行く!

 「昨夜は某ブランドのパーティーに呼ばれて、立食だったからちゃんと食べられなくて」

 「友人が生まれ年のシャンパンをあけてくれたのもあって、誕生日はみんなでかなり飲んでしまって」

 30代ですでに自身のビジネスを成功させ、40代になった今はコンサルタントとしてもひっぱりだこなAさん。華やかな食事のシーンが多かったため、そんなAさんからおすすめの一人飯用ランチスポットをたずねられたときには、Aさんがよく出入りするエリアで少しおしゃれそうなお店(もちろん、おすすめできるメニューが多いお店)を探してお伝えしたりしていました。

 一人暮らしで、ほとんど家で過ごす時間がないAさん。自炊することは皆無で、朝は欠食。昼と夜の食事時間は、その日のスケジュール次第で、かなり不規則な食生活でした。夜は会食が多いのでコース料理の頻度もなかなか高く、コース料理一食で魚料理も肉料理も…といった感じです。

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


男の食育 笠井奈津子

目、肩や腰の痛み、毛、お腹周り、ニオイ……。男も年を重ねれば重ねるほど、若い頃は気が付かなかった悩みに振り回されることになる。そんなとき、対策の1つになるのが「食」だ。しかし、男性が自分で正しいと思った対策するのには、注意が必要だ。実は思い込んでいる知識が勘違いであるばかりか、症状は悪化、さらに若さを一層失うことになりかねないからだ。この連載では、そんな「食」の知識に未だ乏しいミドル男性に対し、若い頃と変わらない身体を保ってもらう「男の食育」を行っていく。

「男の食育 笠井奈津子」

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