3つのフレーズで簡単に構成できる

 この話し方を日常的に実践するには、次の3つのフレーズを覚えておくと便利です。

 まず、話の最初では、なにはともあれ「……です」と言って、結論を引っぱり出してきます。そして、結論を言ったら、すぐさま「というのは……」と続けます。

 ここで躊躇してはいけません。自分で自分を追い込むことが大切です。あなたの頭は猛烈に回転し、なんとか「理由」を見つけ出してくれるでしょう。

 そして頭に浮かんだ理由は、ゆっくり落ち着いて説明します。

 理由を言い終えたら、こんどは「ですから……」と、すかさず言葉を継ぎます。そうすれば、おのずと結論をもういちど述べることになります。

「です」「というのは」「ですから」という3つのフレーズを口癖にするだけで、あなたの「伝える力」は飛躍的に高まります。