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短答直入

ハイアールアジア社長兼CEO 伊藤嘉明 
三洋の旧体質を改革で払拭
主戦場の東南アジアで攻勢

週刊ダイヤモンド編集部
2015年2月27日
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白物家電世界最大手の中国ハイアールの中で、日本と東南アジア地域を統括するハイアールアジア。2014年2月にトップに就任した伊藤嘉明社長兼CEOに、製品展開の青写真と中長期の経営方針について聞いた。

──三洋電機の冷蔵庫・洗濯機事業を買収し、同事業を母体にして活動を始めてから約3年がたちます。昨年トップに就任し社内を見渡して感じたことは何ですか。

Photo by Yoko Suzuki

 まず目に付いたのは、フレキシビリティ(柔軟性)とスピード感のなさですね。元は日本企業のため、社員の人たちの堅実さ、真面目さには目を見張るものがありますが、逆にそのことが変化を妨げている側面もありました。

 当初は製品開発に18〜24カ月もかかっており、これではとても競争力を維持できないと危機感を覚えました。

──社内の意識改革はハードルが高いですが、具体的にどのような取り組みをしたのでしょうか。

 最初に5つの行動規範をつくりました。「チェンジ(変革)」「スピード」「バッドニュースファースト」「パフォーマンスカルチャー(実績重視)」「オーナーシップ・リーダーシップ」です。常に心掛けてもらうよう、社内のIDカードのホルダーの裏には、5つの規範のどれかが書かれています。

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