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男の食育 笠井奈津子

外食ばかりでも健康になれる週末食事術

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第11回】

 「平日は外食ばかりだから、週末はよく耳にするプチ断食でもやってみようかな…」

 そう考えている方がいらっしゃるかもしれません。でも「外食ばかり」と一口にいっても、大きく分けると2つのタイプがあります。そして、そのタイプによってはプチ断食がマイナスの効果をもたらす可能性もあります。そこで今回は、まず自分のタイプを把握して、健康的な体作りのための週末の過ごし方を考えてみましょう。

タイプA「隠れ栄養失調型」
丼、麺ばかりが夕食の人は要注意

 仕事が終わるのが遅く、帰ってから食べるのも…と近くの飲食店で「丼」「麺」などの一品で簡単に済ませてしまう。食べてはいるし、カロリーも充分にとっているが、野菜や良質のタンパク質に欠けている。独身の男性に多い。

 タイプAの方は、「外食が多いから野菜不足だな」と自覚している方も多いと思います。実際に、ひとりで気軽に行けて、注文したものが早く出てきて、そこそこおいしい…牛丼、そば、カレーライスetc……そういったもののほとんどは、野菜が不足していることが多いはずです。ビタミンやミネラルが不足しているから、とサプリを飲んでいる方も多いかもしれませんよね。

 でも、野菜不足=ビタミン、ミネラル不足、と決めつけるのはまだ早い!ビタミンやミネラルは豆・魚・肉・卵といったタンパク質を多く含む食品にも多く含まれているのです。むしろ、魚やお肉などといった動物性食品からしか摂れないものもあるくらいです。そうして考えると、先にあげたような食事は、野菜不足以外にも気になるところがありませんか。

お肉で茶色一色なのは明らかに野菜不足!でも、よくよく見ると、調味液で茶色くなっているだけの白い脂身がたくさん…

<牛丼>

 牛丼、というくらいなので牛肉がたっぷり。動物性食品はしっかり摂れていますが…あれ?よく見てみると、脂身が半分くらい!?タンパク質をとっているつもりで、脂質をとっているだけ、なんてことも…。これは、牛丼に限らず、お肉をメインとしつつも安価な料理は同じようなことが考えられます。それならば、サラダを足して、せめて野菜不足は補いたいものです。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


男の食育 笠井奈津子

目、肩や腰の痛み、毛、お腹周り、ニオイ……。男も年を重ねれば重ねるほど、若い頃は気が付かなかった悩みに振り回されることになる。そんなとき、対策の1つになるのが「食」だ。しかし、男性が自分で正しいと思った対策するのには、注意が必要だ。実は思い込んでいる知識が勘違いであるばかりか、症状は悪化、さらに若さを一層失うことになりかねないからだ。この連載では、そんな「食」の知識に未だ乏しいミドル男性に対し、若い頃と変わらない身体を保ってもらう「男の食育」を行っていく。

「男の食育 笠井奈津子」

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