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守るべきは社員の自尊心―自発的に動く社員を育てる7つの法則
【第3回】 2015年4月1日
著者・コラム紹介バックナンバー
柴田励司 [(株)Indigo Blue代表取締役社長]

「社員が動きたくなる環境づくり」が社長の仕事

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法則5 できない社員には、できるための支援を

 私には、15年近く会社の経営者やアドバイザーを務めてきた経験から培われた、揺るぎないひとつの信念があります。それは「できない人間はいない」ということです。

 そもそも、人間ができること(=可能性)にはそれほど個人差はないと思っています。たしかに、英語が話せるとか、専門技術を持っているとか、創造力や決断力に優れているとか、個々のスキルはさまざまな要素で構成されています。ただ、それらの要素は仕事をするためのパーツに過ぎません。

 仕事をするうえでもっとも大切なのは、目的意識や問題意識があり、目的の達成や問題の解決のために何が必要かを考えて、その必要なことを一つひとつ着実に実行に移すことができる気持ちの部分です。

 そのための資質は、人間だれもが持っています。目的達成や問題解決に向かっていく気持ちさえ十分にあれば、パーツはあとからどれだけでも身につけられます。

 問題は、そんな気持ちのスイッチを入れられるかどうか。どんな環境にあっても自分でスイッチを入れることができれば、それに越したことはありません。しかし、すべての人がそのようにできるわけではなく、やはり周りからの支援は不可欠です。的確な支援ができれば、人はたちまち「できる」ようになります。

法則6 何かを始めたら、何かをやめる

 いま、日本の多くの会社が「集団皿回し」状態に陥っています。集団皿回しとは、情報端末やインターネット環境などの情報技術の急激な進化と普及に伴い、あらゆる組織に蔓延した『病』です。

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    柴田励司 [(株)Indigo Blue代表取締役社長]

    1962年東京生まれ。上智大学文学部英文学科卒業後、京王プラザホテル入社。在オランダ大使館に出向後、同社の人事改革に取り組む。1995年、マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング(現マーサージャパン)に入社。2000年、38歳で日本法人代表取締役に就任。その後、キャドセンター代表取締役社長、カルチュア・コンビニエンス・クラブ代表取締役COOなどを歴任。2010年7月より「働く時間・学ぶ時間」をかけがえのないものにしたい、という思いのもと、経営コンサルティング事業と人材育成事業を柱とする(株)Indigo Blueを本格稼働。代表取締役社長を務めている。


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    社長自らが動き回り、会社を引っ張っていく必要はない。何らかの理由で停滞している企業も、トップである社長が、部下との接し方、社長としてのあり方を少し変えることで、ふたたび活性化して、業績を回復させることができる。自らの失敗経験、多くのコンサル事例を踏まえ、自発的に動く社員を育てる7つの法則を説き明かす。

    「守るべきは社員の自尊心―自発的に動く社員を育てる7つの法則」

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