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男の食育 笠井奈津子

落ち込みやすい人、落ち込まない人の食事の違い

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第18回】
落ち込む自分を追いつめていませんか?「食」が思わぬ助けになることも…

 落ち込むことってありますよね。無意識のうちに漏らしていた自分のため息にびっくりした、なんてこともあるかもしれません。でも、以前より落ち込みやすくなっていると感じたり、それによって仕事や生活に支障が出るようなら、食生活を振り返ってみる時と言っていいでしょう。

 「朝ごはんは食べていない」「自宅で食べるのは週末くらい。週末も家族と外食することが多い」「自宅の冷蔵庫の中は飲み物だけ」…そんな人は要注意です。

落ち込み防止には「パントテン酸」
加工食品からは摂取しづらい?

 ちょっとしたことで落ち込みやすい、そんな神経過敏な状態のときは、神経伝達物質が正常に分泌されていないことも考えられます。こんなときに有効なのは、ビタミンB群の一種、パントテン酸。神経伝達物質や抗ストレス作用をもつ副腎皮質ホルモンの合成に関与しています。

 パントテン酸は、動物性食品であれば卵(卵黄)、牛・豚・鶏のレバーや鶏の胸肉、ししゃも、たらこに多く含まれますし、植物性食品なら納豆やアボカド、きのこ類といったものに多く含まれるので、決して摂りにくいものではありません。しかも、パントテン酸の語源はギリシャ語で「いたるところにある酸」を意味していたように、本来は多くの食品に含まれるものなので、普通に食事をしていれば不足はしません。ただ、水に溶けやすく、熱で分解されやすいという性質があるため、同じ料理名、同じ原材料であったとしても、レトルトや缶詰、冷凍食品のような加工度が高いものからは期待するほどには摂取できません。

 では、たとえば、こんな感じの食事だったらどうでしょう。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


男の食育 笠井奈津子

目、肩や腰の痛み、毛、お腹周り、ニオイ……。男も年を重ねれば重ねるほど、若い頃は気が付かなかった悩みに振り回されることになる。そんなとき、対策の1つになるのが「食」だ。しかし、男性が自分で正しいと思った対策するのには、注意が必要だ。実は思い込んでいる知識が勘違いであるばかりか、症状は悪化、さらに若さを一層失うことになりかねないからだ。この連載では、そんな「食」の知識に未だ乏しいミドル男性に対し、若い頃と変わらない身体を保ってもらう「男の食育」を行っていく。

「男の食育 笠井奈津子」

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