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石原壮一郎「大人のネットマナー教室」

かまってほしい「ブログちゃん」に小さな満足を与えるコツ

かゆいところに手を届かせて信頼関係を築く

石原壮一郎 [コラムニスト]
【第8回】 2010年6月2日
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 誰が頼んだわけでもなければ誰が望んでいるわけでもないのに、今日もまた多くの人が自分のブログを更新したり、新たにブログを始めたりしています。

 いや、仕事の宣伝とかただの暇つぶしとか自分を認めてもらいたい欲求があふれているとか、それぞれに切実な理由があるわけなので、私がとやかく言う筋合いのことではありません。

 昨年の数字になりますが総務省の調査によると2009年1月末の時点で、日本の「ブロガー人口」は2695万人もいるそうです。

 ということは、日本人の4人にひとりはブロガーという計算になりますが、ひとりでいくつものブログを持っているケースや、アフリエイト広告のためだけのブログが山ほどあったりするので、実際はもっと低い比率になるでしょう。

 …しかし、やや強引にもっともらしい数字を探してきてしまいましたが、ビジネスの世界の悪い癖を見習ってしまったかもしれません。能力に難がある上司や得意先に限って、何かと言うと「数字を出せ」とか「根拠を示せ」と言いたがります。きっと自分の頭で考えるのが苦手なのでしょう。

 そして、能力に難があるビジネスマンに限って、もっともらしい数字や経済学者のセリフを引用して、自分の説にハクをつけようとします。

 今回の記事の導入としては、単に「あなたのまわりでも、『石を投げればブロガーに当たる』という状況のはず」ぐらいの書き方で十分でした。それだけで済ませる勇気がなくて、ついもっともらしい数字をもってきてしまった卑しい心根を反省したいと思います。能力に難がある物書きに限って……ですね。話が長くなって申し訳ありませんでした。

 いや、べつにビジネス社会に蔓延しているくだらない数字至上主義を遠回しに皮肉りたいとか、そんな高尚な狙いがあったわけではありません。どちらかというと、字数を稼ぎたいという狙いのほうが……。

控えめな態度に惑わされず、
胸に秘めた切実な願いを受け止めたい

 こんなこと言ってたら話が進みませんね。本題に戻りましょう。

 そう、ブログの話でした。ほとんどの人はそれぞれの目的に合わせて、ブログを適度に楽しみ適度に活用しています。

 しかし、ブログを始めたばかりだったり、リアルな知り合い以外の人たちが、いろいろと書き込んでくれるようになると、ちょっと勘違いしてしまったり、つい勢いが余ってしまったりするケースも少なくありません。そんなときこそ、大人のネットマナーの出番です。

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石原壮一郎 [コラムニスト]

1963年三重県生まれ。月刊誌の編集者を経て、1993年に「大人養成講座」でデビュー。以来、大人モノの元祖&本家として、ビジネスから恋愛まで幅広いジャンルで日本の大人シーンを牽引している。ニンテンドーDSのゲームソフトにもなった「大人力検定」では、世に大人ブームと検定ブームを巻き起こした。「大人のホメ力」「30女という病」「決断道」など著書多数。最新刊は「大人のワザあり!超メール術」(青春文庫)。 ホームページ「大人マガジン」http://www.otonaryoku.jp/


石原壮一郎「大人のネットマナー教室」

今や、ネットなしでは夜も日も明けません。しかし、メールにせよツイッターにせよSNSにせよ、その“マナー”や“ルール”は極めて曖昧な状態にあります。ネットの危険な落とし穴にはまらないために、ネットをさらに便利に楽しく使いこなすために、いろんな状況における「大人のネットマナー」を追求していきましょう。

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