ビジネスの現場において、第一印象の大切さを実感することは多いでしょう。第一印象をよくするためには、見た目はもちろんのこと、声も大事です。話し始めの声を明るくするだけなので、とても簡単ですが、プロのソプラノ歌手が使っているテクニックなのです。
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人と会うときはまず笑顔!

 ビジネスの現場において、第一印象の大切さを実感することは少なくありません。

 たとえば、誰かと初めて対面したとき、「なんだか冷たくてこわそうな人だな」と先入観を持ってしまうと、そのイメージを後々まで引きずってしまい、良好な関係を築くのに時間がかかるということがあります。

 反対に、第一印象でポジティブなイメージを持った人とは、スムーズに打ち解けられるということもあるでしょう。

 人と会うことが多い営業マンならなおさら、相手にどのような第一印象を与えるか、気を使っている人は多いと思います。

 第一印象をよくするためには、見た目はもちろんのこと、声も大事です。

 たとえば声の高さは、普段の会話のときは低音ボイスでもいいのですが、初対面のあいさつのときから低音では、少し無愛想な感じがしてしまうかもしれません。

 少しトーンを上げて、明るくあいさつをしたほうが、相手にポジティブな印象を持ってもらうことができます。

 話し始めの声を明るくする方法はとても簡単です。一瞬で終わります。

(1)話す前に、まず「にっ!」と笑うこと。

 

 これだけで口角が上がり、口の開きがよくなり、明るい印象の声を出すことができます。

 また、笑顔になることで頬骨が上がり、空間が生まれます。

 空間ができるということは、音が共鳴しやすくなるということ。

 笑顔で話すことは、よく響く声を出すためのテクニックでもあるのです。

 ソプラノ歌手を思い浮かべてみてください。

 常に頬骨を思いっきり上げた状態で歌っていますよね。

 あれも、声を共鳴させるための一つのテクニックなのです。

 そして当然、笑顔をつくれば、声だけでなく見た目でもいい印象を与えられます。

「にっ!」を練習するときには、ぜひ鏡の前でやって、笑顔をチェックしてください。

 自分では笑顔をつくっているつもりでも、他人が見たらほとんど笑っていないということもあるからです。

 笑顔ができていないと、声もこもったり、怒ったりしているように聞こえてしまいます。人と会うときはまず「にっ!」、これをいつも思い出してください。