ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
inside Enterprise

中国で急成長の“越境EC”は爆買いに続くチャンスか

週刊ダイヤモンド編集部
2016年2月17日
1
nextpage

 中国では「春節」の大型連休に入り、いつものごとく訪日観光客が押し寄せている。だが、中国経済の減速と足元の円高で、その爆買いの勢いも鈍るのではと懸念される中、日本製品の次の購入ルートとして脚光を浴びているのが、「越境EC(エレクトリックコマース)」だ。

 越境ECとは、中国国内の個人や企業がインターネットを介して、海外の個人や企業と商品取引を行うことをいう。その成長ぶりはすさまじい。取引額は2013年3.2兆元(前年比58%増)、14年4.2兆元(同33%増)で、15年は5.5兆元(同31%増)と推計されており、16年も20%以上伸びると予想されている。

 急伸の背景には、中国人は欧米・日本・韓国製品に対する憧れが強いことがある。「中国の消費者は、同じ中国製でも輸出品の方が品質が高い、日本製の最高級品は日本でしか手に入らないと信じている」(劉瀟瀟・三菱総合研究所研究員)。しかも、多くの商品は実店舗より3~5割も安い。

企業参入で新局面

 越境ECのはしりは、外国旅行に行く親戚や友人、留学生に外国の商品購入を頼む代購(代理購入)だった。第2段階ではアリババグループの淘宝(タオバオ)を利用した代購が盛んになる。ここまでは個人同士の取引であるCtoCが中心だ。一昨年あたりから、企業が参入して第3段階に突入、このBtoCの取引が、越境ECの成長を加速させている。

1
nextpage

今週の週刊ダイヤモンド

2016年9月3日号 定価710円(税込)

特集 メガバンク 地銀 証券 金融エリートの没落

本業全滅!銀行員、証券マンの苦悩を徹底描写

【特集2】
全てはボールペン軸から始まった
「加工の匠」積水化学の開発力

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購読いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

週刊ダイヤモンド編集部


inside Enterprise

日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。

「inside Enterprise」

⇒バックナンバー一覧