ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
遅読家のための読書術
【第14回】 2016年3月11日
著者・コラム紹介バックナンバー
印南敦史 [書評家・フリーランスライター]

「1冊の記憶」が瞬時によみがえる
「1行レビュー」の読書術

1
nextpage

「ライフハッカー[日本版]」「NewsWeek日本版」などのニュースサイトに、月60本近くのブックレビュー記事を寄稿し、年間700冊以上の読書量を誇る人気書評家の印南敦史氏。そんな多読生活を送る彼も、数年前までは「1ページ5分」かかるほどの超・遅読家だったという。

遅読にもかかわらず、毎日1本の書評を書くことになった彼がつかんだ、新時代の読書術「フロー・リーディング」とは? 最新刊『遅読家のための読書術』の内容をベースに、「読書スピードの遅さ」や「読書量の減少」に悩む人たちにお届けする。

読書の効率を最大化する秘訣は「覚えようとしないこと」=「自分の外に書き出すこと」だということを前回までで確認してきた。しかし、ただ書き出しただけでは、やがてその情報は価値を失う。その1行を見ただけで、一気に読書の記憶が蘇るようにするには、何をするべきなのか? フロー・リーディングの核心に迫る。

その1行に感動できた「理由」をストックする

読書を呼吸としてとらえる場合、読む(吸う)だけではなく、書く(吐く)ことが大切だという話をしてきました。そして、「呼吸としての読書」において誰にでもできる簡単な「息を吐く」行為が「引用」でした。

実は、ウェブで毎日のように書評を書いている人間として、もう1歩踏み込んでみなさんにおすすめしたいことがあります。

1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
小さな習慣

小さな習慣

スティーヴン・ガイズ 著/田口未和 訳

定価(税込):本体1,400円+税   発行年月:2017年4月

<内容紹介>
小さな習慣とは、毎日これだけはやると決めて必ず実行する、本当にちょっとしたポジティブな行動。この方法を使えば、すべてのことは、習慣化し、目標を達成でき、夢を叶え、人生を変えることができる。何しろ「小さ過ぎて失敗しようがない」のですから。

本を購入する
ダイヤモンド社の電子書籍

(POSデータ調べ、5/14~5/20)



印南敦史(いんなみ・あつし) [書評家・フリーランスライター]

株式会社アンビエンス代表取締役。
1962年東京生まれ。広告代理店勤務時代に音楽ライターとなり、音楽雑誌の編集長を経て独立。
「1ページ5分」の超・遅読家だったにもかかわらず、ビジネスパーソンに人気のウェブ媒体「ライフハッカー[日本版]」で書評欄を担当することになって以来、大量の本をすばやく読む方法を発見。
その後、ほかのウェブ媒体「NewsWeek日本版」「Suzie」「WANI BOOKOUT」などでも書評欄を担当することになり、年間700冊以上という驚異的な読書量を誇る。
著書に『プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術』(KADOKAWA)のほか、音楽関連の著書が多数。


遅読家のための読書術

「なんでこんなに読むのが遅いんだろう…」「以前はもっと本を読めていたのに…」というすべての人へ。積ん読、解消!! 月20冊があたり前になる。なぜ「1ページ5分」の遅読家が年700本以上の人気書評家になれたのか? 音楽を聴くように本を読む――さあ、「フロー・リーディング」の習慣をはじめよう。

「遅読家のための読書術」

⇒バックナンバー一覧