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ゴールドラット博士が 『ザ・ゴール2』に込めた思い
【第2回】 2016年4月11日
著者・コラム紹介バックナンバー
岸良裕司 [株式会社ゴールドラット・コンサルティング・ジャパンCEO]

がんばっているのに成果が出ない

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全体最適の問題解決アプローチ

 「みんな一生懸命がんばっているのに、思ったような成果が出ない」

 このような経験があるようでしたら、がんばってやっていることと、それによって引き起こしたい望ましい現象がうまくつながっていないのかもしれません。

 それなのに、「結果が出ないのは、自分のがんばりが足りないからだ」と思い込んで、さらにもっとがんばる……。それで、よりよい結果が得られるようになるでしょうか?

 逆に、思ったような成果が出ない毎日にストレスを感じてしまうことも少なくないようです。

『ザ・ゴール2』で、主人公を次々と襲う難問の数々は、決してつくりごとではなく、ゴールドラット博士が実際に取り組んだ事例をベースに描かれたものです。

 ビジネスにおいても、日常のあらゆる問題にも「思考プロセス」が活用できることが示されています。

「思考プロセス」のユニークさは、何といってもつなげて考えること。さまざまな問題の症状を別々に分けて扱うのではなく、それらは何らかのコアの問題から発生していると考えます。そのコアの問題を解決すれば、一見別々に見えるさまざまな問題全体の症状が一網打尽に解消するという、全体最適の問題解決アプローチをとっています。

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岸良裕司 [株式会社ゴールドラット・コンサルティング・ジャパンCEO]

1959年生まれ。株式会社ゴールドラット・コンサルティング・ジャパンCEO。日本TOC推進協議会理事。TOCをあらゆる産業界、行政改革で実践し、活動成果のひとつとして発表された「三方良しの公共事業改革」は、ゴールドラット博士の絶賛を浴び、2007年4月に国策として正式に採用された。成果の数々は国際的に高い評価を得て、活動の舞台を日本のみならず世界中に広げている。08年4月、ゴールドラット博士に請われて、ゴールドラット・コンサルティング・ディレクターに就任し、日本代表となる。そのセミナーは、わかりやすく、実践的との定評がある。著書に『全体最適の問題解決入門』『「よかれ」の思い込みが、会社をダメにする』(以上ダイヤモンド社)などがある。
 

 


ゴールドラット博士が 『ザ・ゴール2』に込めた思い

エリヤフ・ゴールドラット博士が20歳の時に立てた人生の目標――それは、『世の中の人に「考えること」を教える』というものでした。そして、その目標は、『ザ・ゴール』シリーズを通じて発展し、実現していくことになります。
『ザ・ゴール』が世界的ベストセラーとなった後、博士はTOC(制約理論)を単なる生産管理の理論から、あらゆる問題解決に応用できる「思考プロセス」へと発展させ、『ザ・ゴール2』を発表しました。博士が『ザ・ゴール2』に込めた思いを、側近中の側近だった岸良裕司氏が明かします。

「ゴールドラット博士が 『ザ・ゴール2』に込めた思い」

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