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転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏

なぜ「見た目の若い人」ほど転職に有利なのか

丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]
【第37回】 2016年5月16日
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「見た目の若い人」を
企業が欲しがる理由

企業は“見た目の若い人”を欲しがる傾向があります。一体なぜ?

 少し前まで「35歳転職限界説」がまことしやかに語られていましたが、それが単なる都市伝説に過ぎないことはよく知られるようになりました。実際には40代を過ぎてからの転職も珍しいことではありません。

 40代に入る頃から大きく個人差が出てくるようになるのが「見た目の若さ」です。いわゆる「童顔」や「老け顔」といった話ではなく、ここでは全身から醸し出される若々しさのことを指しています。

 企業は老けて見える人より、見た目の若い人のほうを欲しがります。年齢は40代、50代になっていても、見た目も気持ちも若い人を望むのはどんな企業でも共通しています。若々しさは周囲に好印象を与えるだけでなく、コンディションの良さの反映であり、それは仕事のパフォーマンスにも影響すると考えられるからです。

 コンディションが悪いと判断を誤る可能性が高くなったり、周囲に不機嫌な態度をとったりしがちです。部下がせっかく問題情報を報告してきてくれたのに、「ああ?」と不機嫌にあしらってしまったら、二度と重要な情報が報告されなくなるかもしれません。体調がいま一つだと物事に対し総じて消極的にもなるでしょう。

 40代、50代になると管理職や経営層の立場にいる人が多いですから、これではチームや組織全体に悪影響を及ぼしてしまいます。年齢を重ねるごとに活力が低下していくのは自然の摂理ですが、40代に入って以降も転職市場で通用し、ビジネスパーソンとして長く活躍し続けたいのなら、若々しさや元気を維持するのは非常に大切なことなのです。

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丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]

1986年滋賀大学経済学部卒業後、リクルート入社。7年間人事担当採用責任者として新卒、中途、留学生、外国人など多岐にわたる採用を担当し同社の急成長を人材採用の側面から支える。退職後現社を設立。リクルートで実践した「企業力を超える採用」の実現のため1000社を超える顧客にそのノウハウを提供、さまざまな分野の支援を実現。また個人へのキャリアコンサルティングは1万名を超え、「個人の本気に火をつける」面談には定評がある。49歳。1963年生まれ、いて座。

 


転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏

35歳以上の転職がもはや当たり前の時代になり、これからはより多くの人が転職を意識することになる。しかしそのときに「転職の作法」を全く知らないがために、失敗し続けてしまっては本末転倒だ。この連載では、失敗した人を具体的な事例として出しながら、何が悪かったのか2万人を見てきた転職コンサルタント丸山貴宏の視点で一刀両断。成功へと導く手助けをします。

「転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏」

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