[イ] ふうむ……。では、いい知らせが舞い込むというと具体的には?
[ラ] 新規の取引き、売り上げアップ、メディアに取り上げられるとかですね。
[イ] それで、具体的にどのような場所へ?
[ラ] 神社、お寺、お城などわかりやすい所もありますし、山、島、峠、洞窟、池とか。あと、今回の物件のように、遺跡が発掘された普通の街なんかも。
[イ] どんなところでもいいんですか?宗教的意味合い、歴史的背景、風土の違い、何にいいとか、色々ありますよね?
[ラ] そんなことは気にしないので、全然調べもしませんの。神でも仏でもキリストでも、戦国武将でも外国人でもいい。風水、名所旧跡、なんでもいいんです。誰からでもいい、どんな形でもいいから、とにかくワタクシにパワーをもらえる対象であれば、食らいついていく所存です!
「もらう、もらう」ではあまりに図々しい!
そんな経営者は本当の信頼を得られない
[イ] ……もらう?とな?
[ラ] そうですよ!エネルギーばんばんもらってワタクシは躍進するのです!
[イ] おいおいおい、そこのおねえさん……いや、元おねえさん!黙って聞いてりゃ、二言目には「もらう、もらう」と、図々しいんだって!このすっとこどっこい!
[ラ] えっ……、ど、どうしたのですか先生……。ジキルとハイドみたいに……。
[イ] アナタのようにだね、ワタクシが「もらいたい、もらいたい」と、自分がよければそれでいいという「我良し」の考え方の人間は、思いやりがないと決まっている!



