ネット証券会社比較
【第2回】 2012年2月14日公開(2016年6月15日更新)
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肥後紀子

ネット証券の豊富な動画コンテンツを役立て
無料で好きな時間に株式投資を学ぶ方法とは?

 投資について勉強したいと考えていても、文字だけではなかなか頭に入らないし、とはいえセミナーに行く時間も取れないし…。という人にぴったりなのが、ネット証券各社が用意している動画コンテンツだ。

 今回は、ネット証券のサイトで見られる動画コンテンツを紹介する。

多くの動画コンテンツはログイン不要で見られる!

 ネット証券のサイトでは、株や投信、FXなど金融商品の取引ができるだけでなく、個人投資家のためにさまざまな情報提供も行なっている。動画コンテンツもそのひとつで、【表1】のとおり、かなりの数のネット証券が動画コンテンツを配信している。

動画コンテンツのある、主な証券会社一覧
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 こうした動画コンテンツは、主に、個人投資家の学習用としてオリジナルで作成したもの、実際に会場で開催したセミナーを動画で公開しているもの、さらに日時を決めてネットを通じて開催したライブセミナーの動画を再配信しているもの、という3種類に分けられる。

 さて、ネット証券の動画コンテンツの魅力は、どこにあるのか。改めて見ていこう。

【1】いつでも好きな時間に見られる
週末の時間のあるときなどに、じっくりチェックできる。繰り返し見ることも、途中退席ももちろん自由。

【2】バラエティに富んだ内容が用意されている
取り上げている内容は、株式投資の基本から、チャート分析の方法、最新のマーケット事情まで、実に幅広い。初心者から中級者以上まで、自分に合ったコンテンツを選んで情報を得たり学んだりができる。

 また、投信などでは運用会社の担当者が個別の商品を詳細に紹介している動画もあり、購入前の検討の参考になる。さらに、ネット証券によっては、口座開設の方法や自社の独自ツールの使い方などを説明する動画コンテンツを用意している場合もある。

【3】すべて無料で、ほとんどがログイン不要
今回確認した各社の動画コンテンツは、いずれも閲覧は無料でOK。しかも、一部を除けばそのネット証券の口座を開設している必要はなく、ログイン不要で見ることができる。

 ちなみにライブセミナーの場合は、口座開設者のみが対象の場合が圧倒的に多い。もちろん、ライブであれば講師に直接質問ができるといったメリットもあるが、同じ内容を口座未開設でも閲覧できるのは魅力。

 なお、動画コンテンツを快適に見るには、パソコン環境が各社の要件を満たしている必要がある。詳細は各社のサイトで確認してほしいが、少なくともブロードバンド環境は必須と言えるだろう。

株式投資を基本から学べる動画コンテンツはコレ!

 前述のとおり、各社がさまざまな動画を用意しているが、その中から、株式投資の勉強に役立ちそうなものをいくつか紹介しよう。

●投資の基礎の基礎を学びたい!

動画コンテンツはパソコン画面にこのように表示される(カブドットコム証券の例)
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・エイチ・エス証券「動画で投資を学ぶ」
「四本値ってなんですか?」「騰落レシオってなんですか?」など、株や投信、先物取引などの基本用語を中心に解説している動画集。1本3分間と短時間なので、気になったときにパパッと見られる。

カブドットコム証券「kabu.studio 株式投資入門」
入金や注文の仕方から、銘柄選びの方法、企業分析の方法やチャートの見方まで、株式投資の基本を全10回で解説。1本15~30分程度。

●チャート分析に詳しくなりたい!

カブドットコム証券「kabu.studio テクニカル分析」
「MACD」「RSI」「一目均衡表」について、それぞれ基本から分析方法まで解説。1本17分~30分程度。 

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【関連記事】お宝銘柄をニュースに先んじて買う方法があった!【カブドットコム証券】「kabuステーション」を使え
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丸三証券「サテライトセミナー チャート分析」
「チャート分析の基本!」をはじめ、オシレータ分析、一目均衡表、ボリンジャーバンドなど、チャート分析に関する動画が全6本用意されている。1本35~55分程度。

 カブドットコム証券、丸三証券とも、自社のツールを使って説明しているが、考え方の基本などは汎用性があるのでほかのネット証券のユーザーでも十分利用できる。

●最近のマーケットについて知りたい!

マネックス証券「マネックスTV 【月刊】マーケットの歩き方」
毎月、さまざまな経済指標を解説しながら、マーケットの現状について見ていく内容。約20分。2012年2月分は2月6日収録。前月以前のコンテンツも閲覧可能。

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実際に投資に活かす際には、自分で再確認することがポイント

 活用次第では、投資の知識やスキルをぐーんとアップさせてくれそうな動画コンテンツだが、注意しておきたい点もある。

 たいていの動画コンテンツは、過去のある時点に作成されたものがそのままアップされ続けている。つまり、動画の中で語られていることや参考資料として紹介されているPDFファイルに記載の内容が、最新の情報ではないことも多い。

 たとえばチャート分析の基本など、時間が経ってもそうそう変わらないものも多いが、それでもその中で紹介している自社のサービスは微妙に更新されている場合もある。

 ましてや、相場環境や国際情勢は刻一刻と変化している。閲覧した動画を参考にして何らかの行動を起こす際は、必ず最新の情報を再確認することが非常に重要だ。

 また、動画によっては配信期間が決まっているものもある。見たかったのに配信が終了していた、ということがないように期間限定かどうかは必ず確認しておこう。

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